出版社内容情報
【内容】
実態調査・実践事例に基づき総合的に把握する
1995年のエンゼルプラン以降、国、自治体から一連の施策が展開されてきました。しかし一方では、依然として満足すべき支援を受けているという実感を得ている母親は少なく、また自治体レベルでの子育て支援対策への意欲も高まっているとは言いがたい現状があります。
本書は乳幼児の育児実態調査結果をはじめとして一連の施策を分析し、さらに保育現場や市民活動での実りある実践を紹介します。研究者、行政関係者はもちろん、これからの子育て支援を考える人すべてにお薦めの一冊です。
【目次】
序 今子育て支援に求められていること
第1部 子育ての実態と育児支援政策
1 乳幼児の生活実態と子育て支援の課題
2 育児支援政策の思想と現実
3 検証・自治体版エンゼルプラン
第2部 子育て支援の実践
4 街ぐるみで育てよう地域の子どもたち
5 市民と行政でつくる子育て支援計画
6 子育て仲間をつくる場を
7 受けとめることから始まる電話相談
終 21世紀の子育て支援への提言
索引
内容説明
1995年のエンゼルプラン以降、国、自治体から一連の施策が展開されてきた。しかし一方では、依然として満足すべき支援を受けているという実感を得ている母親は少なく、また自治体レベルでの子育て支援対策への意欲も高まっているとは言いがたい現状がある。本書は乳幼児の育児実態調査結果をはじめとして一連の施策を分析し、さらに保育現場や市民活動での実りある実践を紹介する。
目次
今子育て支援に求められていること―子育ての不安から安心の子育てへ
第1部 子育ての実態と育児支援政策(乳幼児の生活実態と子育て支援の課題―3地域育児実態調査から;育児支援政策の思想と現実―エンゼルプラン、新エンゼルプランの内実;検証・自治体版エンゼルプラン)
第2部 子育て支援の実践(街ぐるみで育てよう地域の子どもたち―吹田市子育て支援センター;市民と行政でつくる子育て支援計画―上福岡市「こどもいきいきエンゼルプラン市民こん談会」;子育て仲間をつくる場を―多摩市こぐま保育園の育児サークル;受けとめることから始まる電話相談―児童虐待、育児不安とCAPNA)
21世紀の子育て支援への提言
著者等紹介
垣内国光[カキウチクニミツ]
1949年生まれ。1979年法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了。現在、明星大学人文学部社会学科教授
桜谷真理子[サクラダニマリコ]
1949年生まれ。1974年大阪市立大学大学院家政学研究科修士課程修了。現在、立命館大学産業社会学部人間福祉学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。