出版社内容情報
【内容】
ホームヘルパーが福祉専門職としてその業務を確立し、資質向上していくために、事例から学ぶことは多くあります。本書は、様々な事例に整理・編集を加え、在宅福祉における対人援助の基礎が学べる一冊です。
【目次】
はじめに/この本の使い方/凡例
第1章 利用者の自立支援を考える
1 共 有
ご夫婦とヘルパー、三人四脚で生活がひろがっていきました
2 独 歩
障害があっても明るく、前向き。学ぶことの多かった活動
3 進 行
「やっぱり家がいい」進行性の病と闘う障害者を支えるという
こと
4 葛 藤
父親とのながい生活習慣。ヘルパーはあせらずに働きかけました
第2章 利用者の生活の質を考える
1 連 携
老いた母が娘を介護。二人の思いにどう添うのか
2 受 容
力になれない、ただ聞くだけのもどかしい活動を通して
3 共 感
意志疎通はパソコンでも常時見守る家族がいるすばらしさ
4 心 境
飲酒、喫煙、偏った食事。その背景にあるもの
第3章 ホームヘルパーの倫理を考える
1 拒 否
「用事もないし、いらん」の初回訪問から「ありがとね」まで
2 希 望
過食とダイエットを繰り返す利用者の本当の望み
3 虐 待
青あざの消えない母親と同居する息子
4 伴 走
ヘルパーはちぐはぐな生活観を持つ三人家族の母親的存在
第4章 ホームヘルパーの多様な役割を考える
1 尊 厳
最後までその人らしく……を支えるために
2 挑 戦
痴呆で独居。何が起こるかわからない中での活動
3 心 情
派遣中止の繰り返し。ご本人の本意はどこに
4 家 族
「出ていけ」激しい言葉をあびながらの活動
目次
第1章 利用者の自立支援を考える(共有―ご夫婦とヘルパー、三人四脚で生活がひろがっていきました;独歩―障害があっても明るく、前向き。学ぶことの多かった活動 ほか)
第2章 利用者の生活の質を考える(連携―老いた母が娘を介護。二人の思いにどう添うのか;受容―力になれない、ただ聞くだけのもどかしい活動を通して ほか)
第3章 ホームヘルパーの倫理を考える(拒否―「用事もないし、いらん」の初回訪問から「ありがとね」まで;希望―過食とダイエットを繰り返す利用者の本当の望み ほか)
第4章 ホームヘルパーの多様な役割を考える(尊厳―最後までその人らしく…を支えるために;挑戦―痴呆で独居。何が起こるかわからない中での活動 ほか)