出版社内容情報
【内容】
お金の管理や様々な契約時、全面委任ではなくできない所だけサポートしてもらいたい。本書はこのような願いに応えるためのこの制度を、最前線で働く弁護士が、よく受ける質問に答える形式で説明します。
【目次】
はじめに/本書の使い方
序 章 まず制度のアウトラインを
◆成年後見制度とはなにか
成年後見制度は「どんな人」を対象にし、「どんな人」に役立つ制度です
か。
◆成年後見制度のできた背景
いままで日本には成年後見制度はなかったのですか。 他3問
第1章 自分の始末は自分で…(任意後見制度について)
◆将来の支援の形を決めておくには
将来を見越して財産管理などを他人に託す方法には、どのようなものがあり
ますか。
◆「任意後見制度」の内容
新しくできた「任意後見制度」とは、どのような制度ですか。 他21問
第2章 自分で理解できなくなったら…(法定後見制度について)
◆成年後見と法定後見の違い
「成年後見」と「法定後見」とは、どう違うのですか。
◆新法定後見制度が3類型になった理由
以前は禁治産・準禁治産の2種類だったのに、新しい法定後見制度が3類型
になったのはなぜですか。 他32問
第3章 高齢者に限らずこんなときに…(高齢者以外のケースや身近な法律行
為)
◆精神・知的障害者と成年後見制度
精神障害者や知的障害者も新しい成年後見制度の対象になりますか。
◆未成年者にも成年後見は必要か
知的障害があれば、未成年者にも成年後見をつけた方がよいでしょうか。 他9問
付録
書式例1.任意後見契約公正証書(案)/書式例2.代理権目録/全国の弁護士会と弁護士会による支援センター/全国の家庭裁判所
あとがき
内容説明
本書は、判断能力に不安のある人、身近にそのような人がいる人、また、自分の判断能力が低下したときに備えて今のうちにできることはないかと考えている人など、すべての人に向けて、具体的な一問一答形式で「成年後見制度」を解説したものである。
目次
序章 まず制度のアウトラインを(成年後見制度とはなにか;成年後見制度のできた背景 ほか)
第1章 自分の始末は自分で…―任意後見制度について(将来の支援の形を決めておくには;「任意後見制度」の内容 ほか)
第2章 自分で理解できなくなったら…―法定後見制度について(成年後見と法定後見の違い;新法定後見制度が3類型になった理由 ほか)
第3章 高齢者に限らずこんなときに…―高齢者以外のケースや身近な法律行為(精神・知的障害者と成年後見制度;未成年者にも成年後見は必要か ほか)
著者等紹介
佐々木静子[ササキシズコ]
1926年生まれ。1952年司法試験第2次試験合格。現在、弁護士(大阪弁護士会所属)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。