出版社内容情報
【内容】
社会政策学会第101回大会の内容をもとに編集された。今日、福祉国家再編成の戦略が強く求められている状況を踏まえて、その歴史的経験を総括し今後の展望を明確にする。
【目次】
１
１ 比較福祉国家論の可能性――21世紀モデルへの視界は拓けたか（宮本太郎）
２ 「福祉国家」の歴史から「福祉の複合体」史へ
――個と共同性の関係史をめざして（高田 実）
３ ワークフェア概念と福祉国家論の転換――分権的「福祉政府」へ向けて
（池上岳彦）
２
４ 福祉国家と行財政――福祉国家の変容とニューパブリックマネジメント
（山本 隆）
５ 東アジア福祉国家とその新たな挑戦
――日本、韓国、台湾の福祉国家を中心に（イト・ペング）
６ 福祉国家と平等――社会政策の比較ジェンダー分析の立場から（大沢真理）
３
７ 社会福祉から見た福祉国家（高島 進）
８ 福祉国家戦略と社会保障制度の再設計――論点の整理を兼ねて（埋橋孝文）
９ 新たな福祉国家研究の展開に向けて――報告へのコメント（平岡公一）
10 福祉国家改革への一考察（大本圭野）
４
11 「福祉国家」の射程 ――20世紀の世界的経験の総括と21世紀への転換
（深澤 敦）
12 「まとめ」に代えて――学会における福祉国家・社会政策論研究の一軌跡
（西村豁通）
書評／SUMMARY／編集後記
内容説明
２０世紀の世界的経験を大胆に総括。新たな「福祉国家体制」のあり方を構想する。
目次
比較福祉国家論の可能性―２１世紀モデルへの視界は拓けたか
「福祉国家」の歴史から「福祉の複合体」史へ―個と共同性の関係史をめざして
ワークフェア概念と福祉国家論の転換―分権的「福祉政府」へ向けて
福祉国家と行財政―福祉国家の変容とニューパブリックマネジメント
東アジア福祉国家とその新たな挑戦―日本、韓国、台湾の福祉国家を中心に
福祉国家と平等―社会政策の比較ジェンダー分析の立場から
社会福祉から見た福祉国家
福祉国家戦略と社会保障制度の再設計―論点の整理を兼ねて
新たな福祉国家研究の展開に向けて―報告へのコメント
福祉国家改革への一考察
「福祉国家」の射程―２０世紀の世界的経験の総括と２１世紀への転換
「まとめ」にかえて―学会における福祉国家・社会政策論研究の一軌跡
