出版社内容情報
【内容】
本書は、多国籍企業からグローバル企業への変化を、IT革命のもたらした一つの影響として、その現象を包括的に明らかにする。さらにグローバル企業、それも先進国企業だけにとどまらない世界主要国企業のガバナンス構造を比較、検証し、経済のグローバル化を、企業、資本・金融市場、国家:経済統合などと複層的に解明する。
【目次】
はしがき:本書の課題と方法論
第1章 IT革命と各国のコーポレート・ガバナンス
1 グローバル・ネットワーク社会と金融・資本市場
2 IT革命とグローバル企業
3 グローバル企業のコーポレート・ガバナンス
第2章 IT革命と日本企業の再編成
1 日本の金融・株式市場と日本的経営
2 日本企業の活動と情報開示
3 日本企業集団の役割の後退
4 日本企業のコーポレート・ガバナンス
第3章 EUの発展と中心部ヨーロッパ企業
1 ヨーロッパ統合と各地域
2 ヨーロッパ金融・資本市場とヨーロッパ企業
3 英独仏3か国企業の国別概観
4 ヨーロッパ企業のコーポレート・ガバナンス
第4章 ヨーロッパ周辺各国の経済と企業活動
1 ヨーロッパ周辺各国の概観
2 北欧4か国の企業
3 南欧2か国の企業
4 アイルランドの企業
5 3つの地域企業の比較
第5章 分裂するラテン・アメリカ経済と各国企業
1 世界経済におけるラテン・アメリカ
2 ラテン・アメリカ4か国への資本移動と貿易構造
――多様なラテン・アメリカ
3 4か国における企業活動の新たな展開
第5章追記
第6章 新開拓地から先進国への発展と企業活動
1 3か国の対外経済構造
2 3か国における企業活動
3 代表的な産業の企業比較
第6章追記
あとがき/文献目録/事項索引
内容説明
本書は、多国籍企業からグローバル企業への変化を、IT革命のもたらした一つの影響として、その現象を包括的に明らかにする。さらにグローバル企業、それも先進国企業だけにとどまらない世界主要国企業のガバナンス構造を比較、検証し、経済のグローバル化を、企業、資本・金融市場、国家:経済統合などと複層的に解明する。
目次
第1章 IT革命と各国のコーポレート・ガバナンス
第2章 IT革命と日本企業の再編成
第3章 EUの発展と中心部ヨーロッパ企業
第4章 ヨーロッパ周辺各国の経済と企業活動
第5章 分裂するラテン・アメリカ経済と各国企業
第6章 新開拓地から先進国への発展と企業活動
著者等紹介
新保博彦[シンポヒロヒコ]
1946年生まれ。1970年大阪大学法学部卒業。民間企業勤務を経て、1987年大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。四国大学経営情報学部教授を経て、1997年から、大阪産業大学経済学部教授、博士(経済学)
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