出版社内容情報
【内容】
本書は、1998年から2000年の三度の旅で、著者が訪れたドイツ・オーストリア・ハンガリー・チェコにある文化財や遺跡などを解説する。また、当該地域の歴史的特徴にも触れ、「ドイツ的なるもの」について考察する。
旅行コース、宿泊地、見学・観光の対象など「ソフト」面を著者が立ち入って策定した「手作り」のツアー旅行記も兼ねているが、旅のなかで「ドイツ」を考えつつ、眼に映じた「現代に生きる文化遺産」への観察報告書でもある。
【目次】
プロローグ
第1章 南部ドイツ――歴史と文化の旅
ミュンヘンからロマンティック街道を北上し、ディン
ケルスビュール、ハイデルベルクへ
第2章 北部ドイツ――歴史と文化の旅
ベルリンからドレスデンを経由し、ゲーテ街道を西進、
ゴスラー、ヴェルニゲローデへ
第3章 ドナウ・ハプスブルクの旅
ブダペスト、ウィーン、そしてプラハ
附 章 ドイツ平和の旅
ベルリン「日独平和シンポジウム」、ハノーファー、メルヘン街道を南下し、ハーメルン、カッセルへ
エピローグ
あとがき
内容説明
臨場感ある歴史と文化の叙述。見聞・安らぎ・感動の旅。
目次
第1章 南部ドイツ―歴史と文化の旅(ロマンティック街道の南端から;ダッハウ強制収容所をめぐって;ロマンティック街道を北上;「大学と荒城の町」からラインへ)
第2章 北部ドイツ―歴史と文化の旅(新首都ベルリンの「歴史の地層」;エルベの古都ドレスデンとその周辺;ゲーテ街道、木組みの町々、そしてラインへ)
第3章 ドナウ・ハプスブルクの旅(ハプスブルク帝国下の「アジア系民族の島」;ウィーン―リンクの内と外;チェコの旅、そしてマインツ)
附章 ドイツ平和の旅
著者等紹介
望田幸男[モチダユキオ]
1931年甲府市に生まれる。1958年京都大学文学部史学科卒業。1963年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、同志社大学文学部教授、文学博士
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