出版社内容情報
【内容】
子どもたちに、健康・安全を守るための基本的な習慣や態度を身につけさせ、生涯を通じて健康で豊かな生活を送るための力を育てる、領域「健康」のねらい、保育内容と活動の展開・援助を学ぶ。事例を通して新要領・新指針の考え方が実践に則して理解できる編集、大判の紙面には豊富な資料をもりこみ、学びやすく教えやすい工夫がいっぱい。
【目次】
はじめに
第1章 保育の基本と保育内容
1保育の基本とは
2 幼児が能動性を発揮するには
3 保育者の専門性とは
4 保育内容のとらえ方
5 心身の健康に関する「健康」の位置づけ
第2章 幼児の発達と領域「健康」
1 発達の見方・とらえ方と領域「健康」における保育内容
2 心の安定とからだの発達
3 活動意欲と運動好奇心
4 遊びと生活習慣
5 健康と生活リズム
第3章 領域「健康」と幼児理解
1 幼児を理解することが保育のスタート
2 子どもの側にたつ
3 保育の展開と幼児理解の実際
4 幼児理解を深めるために
第4章 環境と活動の展開
1 多様な活動を生みだす環境
2 人とのかかわり
3 施設・遊具とのかかわり
4 自然とのふれあい
5 生活とのふれあい
第5章 保育者の役割
1 保育者に求められること
2 保育者の役割とは何か
3 保育者の基本姿勢とは何か
4 心身ともに健康な幼児を育てるために
――事例を通して援助のあり方を考える
5 生活を主体的に進める幼児を育成するために
――生活モデルとしての保育者のあり方を考える
第6章 領域「健康」と指導計画
1 指導計画の考え方
2 具体的なねらいと内容の設定
3 環境の構成
4 活動の展開と保育者の役割
5 指導計画の実践で気をつけたいこと
第7章 領域「健康」における指導上の問題点
1 幼児の体力づくり
2 幼児のスポーツ指導
3 生活習慣の管理的指導
4 幼児の病気、感染症、アレルギー、幼児への配慮
5 安全指導
第8章 領域「健康」の変遷
1 戦前
2 戦後
内容説明
本書では、乳幼児期の発達における健康の意義や保育者の役割について詳しくふれ、また園生活を通して、子どもたちがしなやかな心とからだを培っていけるような、豊かな体験を積み重ねていけるようにするためには、保育者が園内外の環境をどう構成し、どのような役割を果たしていけばよいのかについて詳しくふれる。また具体的な状況に応じてさまざまな援助をしていくためには、保育者がティームで保育を進めていくことも必要になり、こうした保育の在り方についても、本書では具体的にふれる。さらに子どもたちが主体的に健康な生活を営んでいけるようになるためには、保育者は専門性としてどのようなことを理解しておくことが必要になるのか、などについても具体的な事例を多く示すことによってわかりやすく解説する。
目次
第1章 保育の基本と保育内容
第2章 幼児の発達と領域「健康」
第3章 領域「健康」と幼児理解
第4章 環境と活動の展開
第5章 保育者の役割
第6章 領域「健康」と指導計画
第7章 領域「健康」における指導上の問題点
第8章 領域「健康」の変遷
著者等紹介
杉原隆[スギハラタカシ]
1942年生まれ。東京学芸大学教授
柴崎正行[シバザキマサユキ]
1951年生まれ。東京家政大学教授
河辺貴子[カワベタカコ]
1957年生まれ。立教女学院短期大学専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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