スウェーデンの社会福祉

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623034178
  • NDC分類 369.023
  • Cコード C3036

出版社内容情報

【内容】
福祉先進国スウェーデンの社会福祉の現状と課題を、高齢者・障害者・児童・家族福祉の分野論から接近し、最新の資料で描く。これでスウェーデンの社会福祉の全貌を知ることができる。さらに、スウェーデン・モデル、年金と医療改革の内容、エーデル改革後の展開、スカンジナビア諸国の社会福祉と福祉国家の比較等が盛り込まれている。
高島昌二『スウェーデンの家族・福祉・国家』(1997年)の続編で、1995年以降の新しい資料により、社会保険と社会福祉を中心に描く。

【目次】
第1章 スウェーデンにおける社会福祉の現況:高齢者・障害者(児)・児童福
    祉を中心に 
1高齢者福祉の動向/2障害者福祉の動向/3児童と家族福祉の展開
第2章 最近におけるスウェーデンの年金と医療制度の改革 
1年金制度の改革の背景と特徴/2歯科治療支援システム/3薬剤の補償範囲/4保健・医療サービスと供給システム
第3章 スウェーデンにおける高齢者福祉:比較の視点から 
1はじめに/2スウェーデンの地方自治体と高齢者福祉/3高齢者ケア政策の変遷/4スウェーデンにおける高齢者ケアの組織と発展/5おわりに
第4章 スウェーデンの障害者福祉 
1障害者の概念/2スウェーデンにおける障害者福祉政策の動向/3スウェーデンにおける知的障害者政策の展開/4スウェーデンにおける障害者の運動
第5章 スウェーデンにおける高齢者ケアのフォーマルとインフォーマル構造 1はじめに/2スウェーデンにおける高齢者ケアシステム/3高齢者ケアのフォーマル構造/4インフォーマル・ケアとその調査研究/5高齢者のためのケア手当と支援システム/6まとめと将来の展望
第6章 スウェーデンの高齢者の就業と生活 
1スウェーデンの高齢者/2スウェーデンの高齢者の就業と生活/3高齢者支援の制度と労働環境/4おわりに
第7章 スウェーデンにおける福祉改革 
1はじめに/2福祉改革への道/3公共・民間セクターの諸問題/4福祉諸改革/5おわりに
第8章 スウェーデンにおける年金制度改革の動向 
1はじめに/2スウェーデンの現行年金制度の概要/3スウェーデンの年金制度とその起源/4年金制度の全般的考察/5スウェーデンの年金制度改革の動向/6結びにかえて
第9章 スカンジナビア・福祉モデルとスカンジナビア諸国の社会・経済構造の
    発展:長期的視点から
1スカンジナビア・モデルに関する視点/2スカンジナビアの地勢/3スカンジナビアの発展過程/4近代スカンジナビア形成期における領 主と農民/5スカンジナビアにおける産業発展、経済成長、および社会成層/6スカンジナビア・モデルの特徴
第10章 スカンジナビア諸国における政治システムと福祉国家の発展:比較福祉
    の視点から 
1はじめに/2政治的動員と政党システムの発展/3大衆政党の成立と発展/4社会民主主義の優位/5階級的投票/6社会民主主義と福祉国家モデル/7おわりに
第11章 福祉国家の類型と北欧福祉国家モデル:北欧福祉モデルとスウェーデ
    ン・モデルの比較を中心に
1はじめに/2福祉国家類型論/3スウェーデン福祉国家に関する類型論/4モデルとスウェーデン・モデルの特質/5おわりに

内容説明

福祉先進国スウェーデンの社会福祉の現状と課題を、高齢者・障害者・児童・家族福祉の分野論から接近し、最新の資料で描く。これでスウェーデンの社会福祉の全貌を知ることができる。スウェーデン・モデル、年金と医療政策の内容、エーデル改革後の展開、スカンジナビア諸国の社会福祉と福祉国家の比較等が盛り込まれている。『スウェーデンの家族・福祉・国家』の続編で、1995年以降の新しい資料により、社会保険と社会福祉の領域を描く。

目次

スウェーデンにおける社会福祉の現況―高齢者・障害者(児)・児童福祉を中心に
最近におけるスウェーデンの年金と医療制度の改革
スウェーデンにおける高齢者福祉―比較の視点から
スウェーデンの障害者福祉
スウェーデンにおける高齢者ケアのフォーマルとインフォーマル構造
スウェーデンの高齢者の就業と生活
スウェーデンにおける福祉改革
スウェーデンにおける年金制度改革の動向
スカンジナビア・福祉モデルとスカンジナビア諸国の社会・経済構造の発展―長期的視点から
スカンジナビア諸国における政治システムと福祉国家の発展―比較福祉の視点から
福祉国家の類型と北欧福祉国家モデル

著者等紹介

高島昌二[タカシマショウジ]
1931年大阪府に生まれる。1960年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京大文学部助手から愛知教育大、京都府立大(文)、龍谷大(文・社会)各教授歴任。その間、ロンドン大学(LSE、1970~71年)、ミュンヘン大学(1981年)、ストックホルム大学(1988年)、オックスフォード大学(ナフィールド・カレッジ、1989年)各客員研究員。現在、皇学館大学社会福祉学部教授、同学部長、文学博士、京都家庭裁判所調停委員・参与員。専攻は国際社会福祉論、比較福祉論、政治社会学
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