Minerva人文・社会科学叢書
ローレンツ・シュタイン研究―憲法‐憲政論‐国家‐社会学説・法哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 413p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623034123
  • NDC分類 321.234
  • Cコード C3331

出版社内容情報

【内容】
シュタインは、全ヨーロッパ的視座に立つ社会科学を創造し、日本の近代国家と学問の建設にも貢献した。さらに彼は、歴史学・経済学・財政学・行政学・女性論等々の社会生活のあらゆる分野にわたる膨大な独創的著作を発表して、平和な民主主義的-自由主義的法治国を土台にしつつ、勤労大衆の生活の安定と向上をはかる社会改革の方法を探究した。本書は、彼の全学説の核心の礎石と基柱をなす理論を解明する。

【目次】
はしがき/主要引用文献略記法・凡例
第1章 シュタインの初期の憲法-憲政論創造の営為
第2章 中期の憲法-憲政論の確立
第3章 国家・社会学説
第4章 法哲学
第5章 法の概念と法秩序論
第6章 憲政および行政の概念
第7章 国民経済社会の概念とその憲政観
第8章 公民および公民社会の概念と公民的憲政論
第9章 近代立憲主義論
第10章 憲政-議会論
第11章 プロイセン憲政論
第12章 王権論
補 論 社会改革の主体論の問題性とローレンツ・シュタインの「社会王権」論

内容説明

シュタインは、全ヨーロッパ的視座に立つ社会科学を創造し、日本の近代国家と学問の建設にも貢献した。さらに彼は、歴史学・経済学・財政学・行政学・女性論等々の社会生活のあらゆる分野にわたる膨大な独創的著作を発表して、平和な民主主義的‐自由主義的法治国を土台にしつつ、勤労大衆の生活の安定と向上をはかる社会改革の方法を探究した。本書は、彼の全学説の核心の磁石と基柱をなす理論を解明する。

目次

シュタインの初期の憲法―憲政論創造の営為
中期の憲法―憲政論の確立
国家・社会学説
法哲学
法の概念と法秩序論
憲政および行政の概念
国民経済社会の概念とその憲政観
公民および公民社会の概念と公民的憲政論
近代立憲主義論
憲政‐議会論
プロイセン憲政論
王権論
社会改革の主体論の問題性とローレンツ・シュタインの「社会王権」論

著者等紹介

森田勉[モリタツトム]
1930年三重県に生まれる。1953年京都大学法学部卒業。三重大学人文学部社会科学科教授、椙山女学園大学生活科学部生活社会科学科教授を経て、現在鈴鹿国際大学国際学部国際関係学科教授。法学博士(名古屋大学)。主著に『初期社会主義思想の形成』新評論、1973年。訳書にアントン・メンガー著『労働全収権史論』未来社、1989年。ヨゼフ・ディーツゲン著『人間の頭脳活動の本質』未来社、1979年。F・ラサール『憲法の本質・労働者綱領』法律文化社、1981年。ローレンツ・シュタイン著『社会の概念と運動法則』ミネルヴァ書房、1991年
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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