社会福祉援助技術現場実習指導・現場実習

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  • サイズ B5判/ページ数 203p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623034000
  • NDC分類 369
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
養成課程の見直しで現場実習が「社会福祉援助技術現場実習指導」と「社会福祉援助技術現場実習」に分割されたことを受けて、現場実習指導の中身の構成を意識し、実習前・実習中・実習後の一貫した流れを詳細に追う。本書は、教員が現場実習の構造と流れを理解することができるとともに、実際の教育場面において講義や指導を行うことができるように意図されている。同時に、実習学生もまた実習の仕組みと、その教育場面および現場実習場面でどのような課題・ルールが要請され、どのように動いていかなければならないかを理解できるように意図されている。これらの意味で、本書は教員および学生へのテキストである。

【目次】
 第1部 実習教育総論 
第1章 社会福祉援助技術現場実習の意義と位置づけ
第2章 各種専門職養成における実習の意味と形態
   1 看護師養成における実習の意味と位置づけ
   2 理学療法士養成における臨床実習の位置づけ
   3 作業療法士養成における実習の意味と形態
第3章 実践技術論
第4章 実習の場と実習形態
   1 実習の場
   2 実習期間と実習形態
   3 社会福祉士実習におけるケアワークの位置づけ
第5章 実習における契約と保険
   1 実習内容に関する施設・機関と学校の契約
   2 実習における保険――被害保険と加害保険
 第2部 実習前教育 
第6章 社会福祉援助技術現場実習指導
   1 実習前教育の目標と意義
   2 実習前教育の学習課題とその学習方法
   3 実習前教育に含まれる具体的なプログラム
第7章 実習施設・機関の選択
   1 実習施設・機関の選択のプロセス
   2 実習先の選択の動機や留意点
   3 実習選択に必要な事前知識
第8章 実践と実習の関連
   1 実習目的の明確化
   2 実践の構造と実習目的
   3 実践の場を理解する
   4 専門職について学ぶ
第9章 事前学習の課題と学習報告書の作成
   1 分野別学習グループの編成
   2 実習の前提となる一般常識の確認
   3 実践対象(人および問題)を理解する
   4 実践の技術の整理と再学習
   5 安全を守るための事前学習
   6 学習報告書の作成
第10章 実習計画書の作成
   1 実習施設・機関への動機
   2 実習の場をめぐる問題状況
   3 実習目的
   4 実習目的を達成するための方法の考察
   5 事前準備
   6 実習計画書作成の留意事項
第11章 実習関連文書
   1 実習依頼書と実習回答書
   2 事前訪問の記録
   3 実習計画書
   4 実習日誌(ノート)
   5 実習出勤簿
   6 実習週間総括書
   7 その他の書類
第12章 実習のルール
   1 本章の課題
   2 プライバシー概念の共有
   3 プライバシー権への侵入と違法性阻脚
   4 実習における利用者のプライバシー侵害への違法性阻脚事由
   5 組織としてのルール
 第3部 配属実習 
第13章 実習施設・機関からの注意事項の確認
   1 実習前の連絡調整
   2 実習施設・機関からの注意事項を確認する方法
   3 「事前準備について」アンケートからみる施設・機関の回答
   4 「事前準備について」アンケート回答の例
第14章 事前訪問
   1 事前訪問の意義
   2 事前訪問の目的
   3 訪問の際の注意事項
第15章 実習プログラムの確認
   1 実習プログラムの類型と特徴
   2 実習プログラム上の獲得目標・方法
第16章 スーパービジョン関係
   1 スーパービジョンと実習生の役割の確認
   2 具体的なスーパービジョンの場と方法
第17章 配属実習中の指導
   1 配属実習中の指導の意義
   2 「巡回指導」の内容と方法
   3 その他の配属実習中の指導の方法
   4 「巡回指導」に関する最近の動向
第18章 実習中の各種課題
   1 実習中の課題の種類と特色
   2 実習日誌(ノート)
   3 プロセス・レコード
   4 ケース研究――事後指導(スーパービジョン)のためのまとめ方
 第4部 実習後教育 
第19章 実習成果の整理と共有
   1 実習成果をまとめる意義
   2 実習の事後指導・報告会の形態
   3 実習経験整理のポイント
   4 実習報告書の作成
   5 他者の報告から何を学ぶか
   6 後継学生への伝達
第20章 実習評価
   1 実習自己評価の実施
   2 施設・機関の評価との比較検討
   3 実習におけるディレンマ経験・スーパービジョン経験の整理と評価
   4 単位認定のための最終評価
第21章 継続研究
   1 実習成果の整理と継続研究の必要性
   2 学習課題の抽出のポイント
   3 継続研究の方法の検討
さくいん

内容説明

本書は実習教育場面における実習担当教員および実習学生の双方を対象に執筆されている。教員に現場実習の構造と流れを理解することができるとともに、実際の教育場面において講義や指導を行うことができるように意図。同時に、実習学生もまた実習の仕組みと、その教育場面および現場実習場面でどのような課題・ルールが要請され、どのように動いていかなければならないかを理解できるように意図されている。

目次

第1部 実習教育総論(社会福祉援助技術現場実習の意義と位置づけ;各種専門職養成における実習の意味と形態 ほか)
第2部 実習前教育(社会福祉援助技術現場実習指導;実習施設・機関の選択 ほか)
第3部 配属実習(実習施設・機関からの注意事項の確認;事前訪問 ほか)
第4部 実習後教育(実習成果の整理と共有;実習評価 ほか)

著者等紹介

福山和女[フクヤマカズメ]
1970年同志社大学大学院文学研究科社会福祉専攻修士課程修了。1977年アメリカカリフォルニア州立大学バークレー校公衆衛生学修士課程修了。1998年アメリカカソリック大学大学院社会福祉学部博士課程修了(社会福祉学博士DSW)。現在、ルーテル学院大学文学部社会福祉学科教授

米本秀仁[ヨネモトヒデヒト]
1972年明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。現在、北星学園大学社会福祉学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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