出版社内容情報
【内容】
『社会福祉実践技術論（上）』につづき、他の巻とのつながりを明確にしながら、社会福祉援助技術論をソーシャルワーカーの視点からとらえ直し、かつ従来のアメリカから受け入れられてきた社会福祉実践体系からの脱却をめざす内容となっている。また、わが国社会福祉実践現場に対応できる社会福祉実践技術論をめざした内容でもある。
【目次】
はしがき
第８章 福祉専門職と専門援助技術の関係
１ 社会福祉専門職と専門援助技術
２ 社会福祉実践の場と専門援助技術
３ 専門援助技術をめぐる動向（外国と日本）
第９章 専門援助技術の歴史的展開
１ 欧米における歴史的展開
２ 日本における歴史的展開
第10章 個別援助（個人および家族への援助）の理論と技術
１ 個別援助（個人および家族への援助）の概念と基本的性格
２ 個人に対する援助
３ 家族に対する援助
４ 援助関係と原則
５ 展開過程と技術
第11章 集団援助の理論と技術
１ 集団援助の概念と基本的性格
２ 集団援助の構造と機能
３ 集団援助（グループワーク）の実践原則
４ 集団援助の展開過程と援助技術
第12章 地域援助の理論と技術
１ 地域援助の概念と基本的性格
２ 地域援助の構造と機能
３ 地域援助における基本的方法
４ 地域援助の展開過程と技術
第13章 組織・団体援助の理論と技術
１ 組織・団体援助の概念と基本的性格
２ 組織・団体援助の構造と機能
３ 組織・団体援助の展開過程と技術
４ 自らが属す組織・団体への援助活動
第14章 社会福祉調査法の理論と技術
１ 社会福祉調査の基本的性格
２ 統計調査法における調査技術
３ 事例調査における調査技術
第15章 社会福祉（地域福祉）計画の理論と技術
１ 社会福祉（地域福祉）計画の特質
２ 社会福祉（地域福祉）計画の必要性
３ 計画策定における住民参加の方式
４ 地域福祉計画の技術
５ 新・地域福祉計画策定に向けて
第16章 社会福祉の経営・運営と計画の技術
１ 社会福祉の経営・運営と計画の概念
２ 社会福祉の経営・運営と計画の機能
３ 社会福祉の経営・運営と計画の技術
終章 社会福祉援助技術の課題と展望
１ 19世紀末・20世紀における社会福祉援助技術をふりかえる
２ 社会福祉援助技術の現況
３ 社会福祉援助技術の展望
さくいん
内容説明
本書は、社会福祉実践とは何かについて学んだ後に、社会福祉実践を支援するための理論を明らかにし、その技術を提示した内容となっている。とりわけ、社会福祉実践主体である専門職者としてのソーシャルワーカーが、いかなる社会福祉実践の提供の場で、どのような目的、内容、方法で専門援助技術を用いていくかについて述べている。
目次
第８章 福祉専門職と専門援助技術の関係
第９章 専門援助技術の歴史的展開
第１０章 個別援助（個人および家族への援助）の理論と技術
第１１章 集団援助の理論と技術
第１２章 地域援助の理論と技術
第１３章 組織・団体援助の理論と技術
第１４章 社会福祉調査法の理論と技術
第１５章 社会福祉（地域福祉）計画の理論と技術
第１６章 社会福祉の経営・運営と計画の技術
終章 社会福祉援助技術の課題と展望
著者等紹介
黒木保博［クロキヤスヒロ］
１９４８年生まれ。１９７５年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。現在、同志社大学文学部教授
福山和女［フクヤマカズメ］
１９７０年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。１９７７年アメリカカリフォルニア州立大学バークレー校公衆衛生学修士課程修了。１９９８年アメリカカソリック大学大学院社会福祉学部博士課程修了（社会福祉学博士ＤＳＷ）。現在、ルーテル学院大学文学部社会福祉学科教授
牧里毎治［マキサトツネジ］
１９４８年生まれ。１９７７年大阪市立大学大学院生活科学研究科社会福祉学専攻後期博士課程中退。現在、関西学院大学社会学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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