社会学―原典で読む「規格化」と「多様化」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 518p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623033928
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

出版社内容情報

規格化・画一化と多様化・個性化をテーマに、リーディングスで読み解く概説書。約30の古典、名著からエッセンスを抜粋。

内容説明

規格化・画一化と多様化・個性化をテーマに、約30の古典、名著からエッセンスを抜粋。リーディングス掲載の概説書。

目次

第1編 方法論(規格化と多様化―フーコーの規律問題;社会学の方法―構造・機能・意味 ほか)
第2編 ミクロ社会学(社会的役割と役割期待;社会化と役割葛藤 ほか)
第3編 メゾ社会学(官僚制化の規格化と多様性;集団組織の諸類型 ほか)
第4編 マクロ社会学(近代の規格化・規律化―成沢光による「身体の規律化」の場合;「全体社会」をめぐる動態 ほか)
第5編 社会学の歴史―巨匠たち(古典的社会学から文化社会学まで;現代社会学の諸潮流)

著者等紹介

碓井〓[ウスイタカシ]
1936年ソウル(旧京城)に生まれる。学童から高校生までの時期を、長崎県多比良町(現雲仙市國見町)、兵庫県篠山町(現篠山市)などですごす。1959年大阪大学文学部哲学科卒業。1962年大阪大学大学院文学研究科博士課程社会学専攻中退。1962年大阪大学文学部助手(理論社会学講座)。1965年金城学院大学専任講師(文学部社会学科)、以後、同助教授、教授。1975年ケルン大学応用社会調査研究所で1年間、客員として研究。1985年三重大学教授(人文学部文化学科ヨーロッパ地中海コース)。1992年金沢大学教授(文学部行動科学科社会行動学講座)、同大学院文学研究科担当。1993年から、同大学院社会環境科学研究科博士後期課程担当、2001年定年退職。2001年以降、吉備国際大学教授(社会学部ビジネスコミュニケーション学科)、同大学院社会学研究科博士課程担当教授。三重大学名誉教授、金沢大学名誉教授。日本社会学会、関西社会学会、組織学会、日本都市学会、コミュニティ政策学会、国際社会学会(ISA、第17部会組織社会学ほか)、国際社会学機構(IIS)に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SQT

1
著名な社会学者(特に古典)については抑えておくべきところがほとんど書かれてあります。高田保馬や蔵内数太のような日本の社会学、そして組織論についてはかなり充実しています(が、専門でない限り、概説書として読むならば)そこは読み飛ばしても構わないと思います。2018/01/22

Shiki Magata-ma

0
社会学書を通じて、それまで保有していた常識が覆されることはあまりない。むしろ当たり前のことが書かれていることが多い。ただその当たり前のことがどうして当たり前なのかにより強い納得を得ることができる。その装置となるのが、規格化である。私たちが漠然と抱いている社会に対する感覚に言語などの道具を用いてはっきりとした輪郭を与えるのである。この操作において、自然科学のような厳密さは要求されない。価値自由という概念があるからだ。これにより、当座の正確さに囚われず柔軟に思索でき、後進による修正にも寛容になる。 2016/05/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/631192
  • ご注意事項

最近チェックした商品