出版社内容情報
【内容】
国際経済学に関する理論と現実とのバランスをとりながら、各国経済事情を平易な説明と具体的事例で紹介する教科書。学習の手助けになるよう巻末に基本的な文献を紹介、また関連するHPサイトも紹介した。
【目次】
はしがき
第1章 貿易理論
1比較優位理論/2ヘクシャー=オーリンの理論/3レオンチェフの逆説とその後の貿易理論
第2章 貿易政策
1関税/2関税以外の貿易規制/3保護貿易の理論/4戦略的貿易政策
第3章 国際収支と国民所得
1国際収支統計の基礎/2国際収支統計と国民所得統計/3為替レートと経常/4日本の国際収支の推移
第4章 外国為替市場と為替レートの決定理論
1外国為替と為替レート/2為替レート決定理論の基礎/3長期の為替レート決定理論:購買力平価理論/4短期の為替レート決定理論/5中期の為替レート決定理論/6外国為替市場への介入
第5章 開放マクロ経済学
1乗数分析/2IS-LM-BPモデル/3開放経済におけるマクロ経済政策の効果
第6章 国際資本移動と国際金融市場
11990年代グローバル資本フローと日本の資本輸出/2異時点間の国際資本移動の決定要因/3国際資本移動の決定要因:国際的な資産選択/4国際金融市場の機能/5資本移動と通貨危機
第7章 国際経済秩序と地域主義
1ガットとIMF:戦後システムの確立/2保護と協調:グローバリズムの変質/3世界経済の構造変化と地域主義/4地域主義とWTO
第8章 欧州経済統合の発展とユーロ
1EEC、EC、EU/2ローマ条約、単一欧州議定書、マーストリヒト条約/3経済通貨同盟と市場統合/4欧州通貨統合の試み:スネークからEMSへ/5市場統合の再挑戦とEMU/6EMUとユーロ
第9章 東アジアの経済発展
1東アジアの経済発展/2転換期の東アジア経済
第10章 中国の経済改革と対外経済関係
1中国の経済改革/2中国の外資導入政策と投資環境整備/3中国の貿易構造と貿易形態/4中国における貿易体制の改革とWTO加盟/5アジア通貨危機と人民元レート
第11章 アメリカ経済の成長と世界経済
1戦後のアメリカ経済と世界経済:戦後から1970年代まで/21980年代以降のアメリカの経済政策/31990年代のアメリカのマクロ経済/490年代のアメリカ経済の繁栄とニューエコノミー論/5アメリカ経済のグローバル化
基本文献/索引
内容説明
本書は、国際経済の理論から現状分析までをできるだけ広い範囲で論じることを課題として、内容は大きく2つのパートに分割される。一つは理論部分であり、もう一つのパートは、国際経済秩序の戦後史の俯瞰と各地域経済の展望である。
目次
貿易理論
貿易政策
国際収支と国民所得
外国為替市場と為替レートの決定理論
開放マクロ経済学
国際資本移動と国際金融市場
国際経済秩序と地域主義
欧州経済統合の発展とユーロ
東アジアの経済発展
中国の経済改革と対外経済関係
アメリカ経済の成長と世界経済
著者等紹介
上野秀夫[ウエノヒデオ]
1933年生まれ。日本大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、近畿大学商経学部教授、商学博士。専攻は中国経済論
高屋定美[タカヤサダヨシ]
1963年生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、近畿大学商経学部助教授、博士(経済学)。専攻は国際経済学
棚池康信[タナイケヤスノブ]
1948年生まれ。関西学院大学大学院経済研究科博士課程単位取得退学。現在、近畿大学商経学部助教授。専攻はヨーロッパ経済論
西山博幸[ニシヤマヒロユキ]
1969年生まれ。神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、近畿大学商経学部助教授。専攻は国際経済学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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