出版社内容情報
【内容】
本書はマクロ・ミクロの両レベルで考察し、90年代以降の各国での体制転換の特徴と、その中での企業経営問題の全体的な特徴について概観する。ロシア・中欧・東欧の旧社会主義国、さらにアジアの社会主義国について詳解、民営化の概念を広く捉え、脱国有化全般を含むものとして分析する。体制転換の軌跡と現状、これからの課題を理解する格好の書。
【目次】
はしがき
序 章 「社会主義企業制度」改革の限界と崩壊の過程
――ソ連型社会主義制度の強制移植とその結果
第1章 「旧社会主義体制」のもとでの企業・経営
――「ソ連型モデル」の実態とその改革
第2章 旧ソ連諸国とロシアにおける市場経済化
――システム転換と民営化
第3章 中欧諸国の市場経済化と国有企業の民営化
――民営化と経営再編、コーポレート・ガバナンス
第4章 東欧諸国の市場経済化と国有企業の民営化
――集権型と労働者自主管理型
第5章 中東欧諸国における中小企業振興政策
――中小企業の生成・現状・問題
第6章 東ドイツ経済の崩壊と東西統一後の市場経済化
――国有企業の解体と私有化
第7章 アジア社会主義諸国の市場経済化と国有企業
改革――「改革・開放」と「ドイモイ」
終 章 体制転換後の新しいコーポレート・ガバナンス
の模索――アウトサイダー型か、インサイダー型か
索 引
内容説明
本書はマクロ・ミクロの両レベルで考察し、90年代以降の各国での体制転換の特徴と、その中での企業経営問題の全体的な特徴について概観する。ロシア・中欧・東欧の旧社会主義国、さらにアジアの社会主義国について詳解、民営化の概念を広く捉え、脱国有化全般を含むものとして分析する。体制転換の軌跡と現状、これからの課題を理解する格好の書。
目次
序章 「社会主義企業制度」改革の限界と崩壊の過程―ソ連型社会主義制度の強制移植とその結果
第1章 「旧社会主義体制」のもとでの企業・経営―「ソ連型モデル」の実態とその改革
第2章 旧ソ連諸国とロシアにおける市場経済化―システム転換と民営化
第3章 中欧諸国の市場経済化と国有企業の民営化―民営化と経営再編、コーポレート、ガバナンス
第4章 東欧諸国の市場経済化と国有企業の民営化―集権型と労働者自主管理型
第5章 中東欧諸国における中小企業振興政策―中小企業の生成・現状・問題
第6章 東ドイツ経済の崩壊と東西統一後の市場経済化―国有企業の解体と私有化
第7章 アジア社会主義諸国の市場経済化と国有企業改革―「改革・開放」と「ドイモイ」
終章 体制転換後の新しいコーポレート・ガバナンスの模索―アウトサイダー型か、インサイダー型か
著者等紹介
林昭[ハヤシアキラ]
1931年生まれ。1955年大阪市立大学経済学部卒業。大阪市立大学大学院博士課程単位修得、龍谷大学経営学部教授を経て、現在は京都創成大学経営情報学部教授(経営学博士)
門脇延行[カドワキノブユキ]
1941年生まれ。1963年神戸大学経営学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程中退を経て、現在は滋賀大学経済学部教授
酒井正三郎[サカイショウザブロウ]
1950年生まれ。1973年中央大学商学部卒業。中央大学大学院商学研究科博士後期課程を経て、現在は中央大学商学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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