出版社内容情報
【内容】
結婚して、一緒に住んで、仕事や家事をして、子育てをして……。めまぐるしく過ぎていく毎日が過ぎ、子どもが巣立つと、親役割は終わりをつげます。そして定年を迎えると、仕事役割も終わってしまいます。そのあとは、いままで「役割」をはさんで向かい合ってきた二人は、間になにもない「夫妻」の関係に戻ることになります。本書は、著者からの、子育て後・定年後の新しい夫妻関係の紡ぎ方のヒント満載のメッセージです。
【目次】
第1章 洋上講座「定年後の夫の生き方、妻の生き方」
第一職業人定年が父にもたらせた孤独感
産業戦士として奉げつづけた男たちの自殺
第2章 夫妻の新しい旅立ち――横並びの関係を紡ぐ
同じ屋根の下で暮らす夫妻関係も国策次第
洋上講座の参加が横並び夫妻の始まり
第3章 定年後こそ人生の本番―まず名前で呼びあう
夫の定年は老い仕度のスタート時
夫と妻の間にいっぱい他人を入れて
第4章 老後のプランづくり――夫妻共歩み
食い違う夫と妻のライフプラン
移住より、夫妻関係の編成変え
第5章 病んで悟る――母子密着型家庭の虚しさ
病気がきっかけ、夫妻の目線たいらに
子ども依存の人生から夫妻共歩き人生へ
内容説明
「定年離婚」にならないために人生の長い午後をどうすごすか。男女の意識の変革と社会構造の変革―この二本柱を軸に展開する夫婦論。
目次
序章 天命が尽きた、もういいだろう―夫逝く
第1章 洋上講座「定年後の夫の生き方、妻の生き方」
第2章 夫妻の新しい旅立ち―横並びの関係を紡ぐ
第3章 定年後こそ人生の本番―まず名前で呼びあう
第4章 老後のプランづくり―夫妻共歩み
第5章 病んで悟る―母子癒着型家庭の虚しさ
第6章 新しい介護方式をつくりあげよう
第7章 人生の旅人同士―喜びも悲しみもともに
終章 万緑の真中に夫の骨納む