出版社内容情報
【内容】
人が一生のあいだにさまざまな体験で出会うこころの危機について、精神病理学の視点から読み解く。
現代社会を〈こころの病とともに生きる〉ための論理を追求する、京都大学の講議内容をおさめたシリーズ完結編。
【目次】
まえがき
第1部 精神病理とライフサイクル
1 講議への導入とライフサイクル
2 精神疾患
3 人間存在と精神に関する言説
第2部 個人と家族の精神病理
1 家族と捉える
2 家族と描く
3 家族で食べる
4 家族で演じる
第3部 解離と心的外傷
1 災害精神医学入門
2 心的外傷とは何か
3 多重人格とアイデンティティ
第4部 精神病理と人生
内容説明
精神の病は、わたしたちの社会のあり方とどのように絡み合っているのか。人が一生のあいだにさまざまな体験のなかで出会うこころの危機について、精神病理学の視点から読み解く。現代社会を「こころの病とともに生きる」ための論理を追求する、京都大学での講義内容をおさめたシリーズ第2巻。
目次
第1部 精神病理とライフサイクル(講義への導入とライフサイクル理論;精神疾患 ほか)
第2部 個人と家族の精神病理(家族と捉える;家族と描く ほか)
第3部 解離と心的外傷(災害精神医学入門―阪神大震災の経験を中心に;心的外傷とは何か ほか)
第4部 精神病理と人生
著者等紹介
新宮一成[シングウカズシゲ]
1950年生まれ。1975年京都大学医学部卒業。医学博士。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授
角谷慶子[カドヤケイコ]
1957年生まれ。1982年東邦大学医学部卒業。現在、梅花女子大学文学部人間福祉学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。