出版社内容情報
【内容】
ハートビル法、交通バリアフリー法(略称)などの施行なども相次ぎ、言葉としてはすっかり定着したバリアフリー。段差をなくす、エレベーターを設置する、などの具体的なことはすぐ頭に浮かびますが、そもそもバリアフリーとはどのような考えかたを指すのでしょうか。本書は、この思想の先進国であるアメリカではじめてこの言葉にふれ、学び、日本で実践している著者が、わが国に応じたバリアフリーの考え方を豊富な事例を交えて紹介します。
【目次】
はじめに
第1章 バリアフリー思想の醸成
1米国における障害者の人権、生活権への社会支援/2米国における障害者の人権、生活権への法的支援
第2章 バリアフリー思想を生かした建築
1建築行為のあり方/2私的な建築行為での「わかりにくさ」の解消/3公的な建築行為の「わかりにくさ」の解消
第3章 日本におけるバリアフリー思想
1バリアフリー思想の普及と展開/2バリアフリー思想からみたわが国の住環境/3高齢者の実態
第4章 バリアフリー思想が生かされた生活環境
1高齢者の居住形態選択の自由/2高齢者社会に対応したコミュニティの存在/3リタイアメント・ホームの経営・運営主体と課題:ミシガン州での事例
第5章 バリアフリー思想と都市
1住宅、建築、交通施設などの徹底バリアフリー化/2高齢者の自立生活を支援する専門組織の充実/3高齢者の自立生活を支援する施設の充実/4超高齢社会対応のまちづくり/5インテリジェント・バリアフリー住環境の構築
まとめ
参考文献
付属資料
1高齢者の生活行動と生活動作をサポートする住空 間/設備機器
2レベル1住空間チェックシート
3「リタイアメント・ホーム」の敷地、住棟、住戸の計画指針およびデザインガイド
さくいん
内容説明
ハートビル法、交通バリアフリー法(略称)などの施行なども相次ぎ、言葉としてはすっかり定着したバリアフリー。段差をなくす、エレベーターを設置する、などの具体的なことはすぐ頭に浮かびますが、そもそもバリアフリーとはどのような考えかたを指すのでしょうか。本書は、この思想の先進国であるアメリカではじめてこの言葉にふれ、学び、日本で実践している著者が、わが国に応じたバリアフリーの考え方を豊富な事例を交えて紹介します。
目次
第1章 バリアフリー思想の醸成(米国における障害者の人権、生活権への社会支援;米国における障害者の人権、生活権への法的支援)
第2章 バリアフリー思想を生かした建築(建築行為のあり方;私的な建築行為での「わかりにくさ」の解消;公的な建築行為での「わかりにくさ」の解消)
第3章 日本におけるバリアフリー思想(バリアフリー思想の普及と展開;バリアフリー思想からみたわが国の住環境;高齢者の実態)
第4章 バリアフリー思想が生かされた生活環境(高齢者の居住形態選択の自由;高齢者社会に対応したコミュニティの存在;リタイアメント・ホームの経営・運営主体と課題―ミシガン州での事例)
第5章 バリアフリー思想と都市(住宅、建築、交通施設などの徹底バリアフリー化;高齢者の自立生活を支援する専門組織の充実;高齢者の自律生活を支援する施設の充実;超高齢化社会対応のまちづくり;インテリジェント・バリアフリー住環境の構築)
著者等紹介
萩原俊一[ハギワラシュンイチ]
1938年生まれ。1982年ミシガン州立大学社会科学系博士課程修了。都市・地域計画学博士(Ph.D.)。一級建築士。ミシガン州立大学社会科学系特別専任教授を経て、現在、法政大学現代福祉学部教授
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