出版社内容情報
【内容】
20世紀の負の遺産を清算し、21世紀をよりよい世紀とするために必要な思想は、「愛着の思想」としての保守主義である。この思想を、世紀の変わり目の日本、アジア、欧米の現状に対する批判的考察を通して確立する。
【目次】
序 21世紀に保守的であるということ
第1部 現代日本の進歩主義イデオロギー
第1章 経済改革論者のイデオロギーと経済学
第2章 ハイテク・カルトの時代
第3章 第一権力としてのマスメディア
第4章 財政危機に見る日本の危機
第5章 公共的精神の死と再生
第6章 田園をいかに守るか
第7章 戦後史のなかの戦争責任
第8章 保守的改革のすすめ
補論1 現代国家の危機
補論2 オルテガ哲学から見たヨーロッパ通貨統合
第2部 「豊かなアジア」との対話
第9章 「パクス・エコノミカ」は実現可能か
第10章 日本のなかのアジアと西洋( )――1996年
第11章 日本のなかのアジアと西洋( )――1997~98年
第12章 近代文明の傘の下でのアジア的価値
補論3 上海――ジェントルマン資本主義の夢の跡
あとがき/初出一覧
内容説明
20世紀の負の遺産を清算し、21世紀をよりよい世紀とするために必要な思想は、「愛着の思想」としての保守主義である。この思想を、世紀の変わり目の日本、アジア、欧米の現状に対する批判的考察を通して確立する。
目次
二一世紀に保守的であるということ
第1部 現代日本の進歩主義イデオロギー(経済改革論者のイデオロギーと経済学;ハイテク・カルトの時代;第一権力としてのマスメディア;財政危機に見る日本の危機 ほか)
第2部 「豊かなアジア」との対話(「パクス・エコノミカ」は実現可能か;日本のなかのアジアと西洋(1)―一九九六年
日本のなかのアジアと西洋(2)―一九九七~九八年
近代文明の傘の下でのアジア的価値 ほか)
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- みっちりねこ 〈1〉