出版社内容情報
【内容】
戦後、日本経済の成長とともに発展してきた日本企業とその経営は、「日本的経営」として一定の評価を得た。しかし、その反面、近年の経営見直し論や企業不祥事に対する批判はますます高まっている。本書では、主要各国における企業倫理の実情と、日本における企業をめぐる倫理問題を検証し、企業倫理研究の意義とめざすべき方向を探究する。
【目次】
はしがき
序 章 経営学と企業倫理――その背景を考える
第1部 企業倫理の理論
第1章 アメリカにおける企業倫理論――その背景、方法、展開
第2章 ドイツにおける企業倫理論――経済性と倫理性の統合
第3章 日本における企業倫理研究――社会的責任と企業倫理
第2部 企業倫理と企業行動
第4章 現代日本企業と企業倫理――行動特質、行動倫理、倫理的問題状況
第5章 企業と従業員・労働組合――人に優しい倫理的企業
第6章 企業と消費者――豊かな生活の実現と企業経営
第7章 企業と地域社会――わが国における企業の社会的貢献活動
第8章 企業の国際化と企業倫理――国境なき企業倫理の課題
終 章 21世紀における企業倫理の課題――社会のなかの企業
索 引
内容説明
戦後、日本経済の成長とともに発展してきた日本企業とその経営は、「日本的経営」として一定の評価を得た。しかし、その反面、近年の経営見直し論や企業不祥事に対する批判はますます高まっている。本書では、主要各国における企業倫理の実情と、日本における企業をめぐる倫理問題を検証し、企業倫理研究の意義とめざすべき方向を探究する。
目次
経営学と企業倫理―その背景を考える
第1部 企業倫理の理論(アメリカにおける企業倫理論―その背景、方法、展開;ドイツにおける企業倫理論―経済性と倫理性の統合;日本における企業倫理研究―社会的責任と企業倫理)
第2部 企業倫理と企業行動(現代日本企業と企業倫理―行動特質、行動倫理、倫理的問題状況;企業と従業員・労働組合―人に優しい倫理的企業;企業と消費者―豊かな生活の実現と企業経営;企業と地域社会―わが国における企業の社会貢献活動;企業の国際化と企業倫理―国境なき企業倫理の課題)
21世紀における企業倫理の課題―社会のなかの企業