出版社内容情報
【内容】
市場社会とは何か――
20世紀を代表する経済学者3人の独自の市場社会像を多面的に浮かび上がらせる。
【目次】
まえがき
1 パックスブリタニカ
2 ケインズ1
3 ケインズ2
4 国際主義とナショナリズムの相剋
5 価値の安定化をめざして
6 ブルームズベリー・グループ
7 回顧的反省
8 ケインズの市場社会観
9 シュムペーターの市場社会観1
10 シュムペーターの市場社会観2
11 ハイエクの市場社会観
補 遺言の語るもの
「市場社会」考―あとがきに代えて
参考文献
人名・事項索引
内容説明
市場社会とは何か―。20世紀を代表する経済学者三人の独自の市場社会像を多面的に浮かび上がらせる。
目次
パックス・ブリタニカ―その弱体化と崩壊
ケインズ(誕生からヴェルサイユ弾劾まで;新しい経済学の創設と政策構想)
国際主義とナショナリズムの相剋―救済問題
価格の安定化をめざして―一次産品の国際規制案
ブルームズベリー・グループ―知・美・愛の狩人
回顧的反省―「若き日の信条」考
ケインズの市場社会観―似而非道徳律と経済的効率性のジレンマ
シュムペーターの市場社会観(「創造的破壊」を通じた進化過程;文明的・歴史的視座から)
ハイエクの市場社会観―知識・価格・競争と自生的秩序
遺言の語るもの―1941年2月