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Minerva現代経済学叢書
コンドラチエフ波動のメカニズム―金利予測の基礎理論

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623032655
  • NDC分類 337.9
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
コンドラチエフが「ザ・ロング・ウェーブ」(経済の長期波動)を発見してから、70年を経過するが、その理論は最近ますますその輝きを増してきている。我々を悩ませている「企業業績の不振」「高失業率」「超低金利」といった現象の解決策を講じるには、この長期波動の起動要因である『思想循環あるいは経済システムの循環』を解き明かすことが前提となる。
本書は、金利予測に関わってきたファンド・マネージャーの視点で、江戸時代を含む貨幣経済に共通な長期波動の起動要因を社会事象と結び付けて解き明かし、波動転換の時期を探る。

【目次】
はじめに
序 章 超低金利とコンドラチエフ長期波動
 第1部 長期波動の構造
第1章 コンドラチエフ長期波動理論
第2章 歴史的事象からみた長期波動
第3章 日本経済の長期波動
 第2部 21世紀の日本
第4章 ステイト・ガバナンスの行方
参考資料1 日本経済再生への戦略
      ――経済戦略会議最終答申の要旨
第5章 日本経済の再生とコーポレート・ガバナンス
    ――ステイト・ガバナンスとコーポレート・ガバナンス
参考資料2 株式価値向上に向けた取組状況等について
参考資料3 市場の倫理と統治の倫理
終 章 デフレ脱却への展望
あとがき
文献目録

内容説明

コンドラチエフが「ザ・ロング・ウェーブ」(経済の長期波動)を発見してから、70年を経過するが、その理論は最近ますますその輝きを増してきている。我々を悩ませている「企業業績の不振」「高失業率」「超低金利」といった現象の解決策を講じるには、この長期波動の起動要因である『思想循環あるいは経済システムの循環』を解き明かすことが前提となる。本書は、金利予測に関わってきたファンド・マネージャーの視点で、江戸時代を含む貨幣経済に共通な長期波動の起動要因を社会事象と結び付けて解き明かし、波動転換の時期を探る。

目次

超低金利とコンドラチエフ長期波動
第1部 長期波動の構造(コンドラチエフ長期波動理論;歴史的事象からみた長期波動;日本経済の長期波動)
第2部 21世紀の日本(ステイト・ガバナンスの行方;日本経済の再生とコーポレート・ガバナンス―ステイト・ガバナンスとコーポレート・ガバナンス)
デフレ脱却への展望

著者等紹介

安宅川佳之[アタイガワヨシユキ]
1940年和歌山県に生まれる。1962年和歌山大学経済学部卒業。日本生命保険相互会社入社。1965年日本経済研究センター派遣以来30余年、もっぱら、機関投資家(生命保険、年金)の資金運用に、エコノミスト、ストラテジスト等として関わる。1974年ニューヨーク駐在。1985年ファンド運用室長。1985年ニッセイBOT投資顧問株式会社投資顧問部長。1989年ニッセイ投資顧問株式会社(改称)常務取締役。現在、ニッセイアセットマネジメント株式会社勤務。著書に『住宅の経済学』(共著)日本経済新聞社(1967年)、「日本における機関投資家とコーポレートガバナンス」『証券経済研究』第22号、日本証券経済研究所(1999年)。訳書に『企業のための経済予測』(共訳)日本経済新聞社(1967年)
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