現代日本の女性労働とジェンダー―新たな視角からの接近

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623032624
  • NDC分類 366.38
  • Cコード C3036

出版社内容情報

【内容】
従来の女性労働研究は、男性と異なる部分――出産・家事・育児役割を前提に統計的データを読み解くことに力を注いできた。本書は、新たな視点として、1労働がジェンダー別に編成されるメカニズムをケーススタディによって解明する。2福祉国家の類型論から日本の社会政策における女性労働の位置付けを明らかにする、3雇用労働者のみでなく自営業者も視野にいれる、の以上3点を加え、女性労働をめぐる問題を多面的に解析する。

【目次】
はしがき
序 章 日本の女性労働の特徴と分析視角

 第 部 女性労働研究の課題――新たな分析枠組みを求めて
第1章 女性労働研究の到達点と課題
第2章 女性労働と社会政策
第3章 農家女性労働の再検討
 第 部 ケーススタディ――労働編成の中のジェンダー関係への接近
第4章 技術革新とジェンダー間分業――印刷業とDTP
第5章 非伝統的職種への女性の進出――建設業の施工管理労働
第6章 「伝統的女性職」の新編成――ホームヘルプ労働の専門性
第7章 コース別人事管理制度の変容――都市銀行の「女性活用」
さくいん

内容説明

本書では、社会的・文化的性差たるジェンダー視角を労働場面の分析に生かす方法を探求している。女性労働に関するケーススタディとして、いかにして、ジェンダー差を組み込んだ労働編成が構築されるのか、それがいかに正当化・内面化されるのか、いかなる要因によって、いったんできあがった編成が変容するのかを、事例に即して分析した。

目次

日本の女性労働の特徴と本書の分析視角
第1部 女性労働研究の課題―新たな分析枠組みを求めて(女性労働研究の到達点と課題;女性労働と社会政策;農家女性労働の再検討)
第2部 ケーススタディ―労働編成の中のジェンダー関係への接近(技術革新とジェンダー間分業―印刷業とDTP;非伝統的職種への女性の進出―建設業の施工管理労働;「伝統的女性職」の新編成―ホームヘルプ労働の専門性;コース別人事管理制度の変容―都市銀行の「女性活用」)

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