出版社内容情報
【内容】
保育の出発点は、子どもの成長の実態を具体的に、確実に把握することです。本書は多くの幼稚園と保育園の指導計画を参照し、3歳で入園した子どもの3年間にわたる園生活の姿と成長発達の目安となる時期を具体的に示しました。
【目次】
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PART1 幼児の園生活の姿
1. 年少I期(4~7,8月頃)
2. 年少II期(9~12月頃)
3. 年少III期(1~3月頃)
4. 年中I期(4~7,8月頃)
5. 年中II期(9~12月頃)
6. 年中III期(1~3月頃)
7. 年長I期(4~7,8月頃)
8. 年長II期(9~12月頃)
9. 年長III期(1~3月頃)
PART2 育ちの時期とその幅
1. 生活に必要な習慣
2. 体や手の運動
3. 固定遊具の遊び
4. 伝承遊び、ゲーム
5. 先生や友達とのかかわり
6. 社会的なルールとマナー
7. 環境への興味、知識、理解
8. 身近な遊具や素材の活用
9. 数、量の認識
10. 話す、聞く
11. ことばや文字
12. 絵本、劇遊び
13. 感性、音や動作による表現
14. 絵画や造形による表現
内容説明
今回、本書の執筆にあたって、多くの園の指導計画を参照しました。すべての指導計画に、幼児の実態が記述してあります。とても具体的に記述されている園もありましたが、「友達関係が広がってくる」など抽象的で、一部の領域の姿にかたよった記述も少なくはありませんでした。様々な理由があるにせよ、幼児の実態を具体的に、確実に把握することが保育の出発点であることは、たしかな事実です。各園、各保育者が、幼児の実態のすべてを把握し、記録にとどめることが困難だとすれば、何か手がかりとなるものがあり、それをもとに、目の前の幼児の姿に照らして修正したり、つけ加えたり、削除したりしていただければ、少しは楽に幼児の実態が把握できるのではないか、そう考えたのが本書の執筆に取りかかったひとつの動機です。
目次
1 幼児の園生活の姿(年少1期(4~7、8月頃)
年少2期(9~12月頃)
年少3期(1~3月頃)
年中1期(4~7、8月頃) ほか)
2 育ちの時期とその幅(生活に必要な習慣;体や手の運動;固定遊具の遊び;伝承遊び、ゲーム ほか)