出版社内容情報
【内容】
今日、日本の社会において、私たちの最大の関心事は「高齢化問題」といっても過言ではなく、私たち一人ひとりの生き方にも深く関わってきます。本書は、この難しく重いテーマを、まだ関心の薄い若い世代にぜひ読んでもらいたい、という思いから書かれた「福祉ものがたり」です。中学三年生の女の子(夢子)を主人公とし、彼女の生活を通して「福祉とは何か」を問いかけます。読者の方々に明日の社会に夢を描けるひとつのヒント(種)になるでしょう。
【目次】
心は年をとらない
看病疲れで道連れ心中/「日本は恥の文化」だから…/略
2. 故郷は高齢社会の真っ盛り
ゲートボールが青春/わしは死ぬまで現役じゃ/略
3. 老いてゆく哀しみ
ボケはじめた祖母/老人福祉のふくざつな仕組み/略
4. 老いてなお高き山にのぼる
ボランティア精神って何/「寝たきり」ではなく寝かせたきり/略
5. 夢子がおばあちゃんになるとき
友達になってくれて、ありがとう/すべては時間が解決してくれる/略
あとがきにかえて
用語解説
内容説明
21世紀初めには、日本は世界でもまれにみる高齢化社会を迎えます。この問題は、21世紀の福祉をになう君たち一人ひとりの生き方にも深く関わってきます。本書は、この難しく重いテーマをやさしく語った「福祉ものがたり」です。主人公の夢子の目をとおして、「福祉とは」「ボランティアとは」「心とは」何かを問いかけます。
目次
第1章 心は年をとらない
第2章 故郷は高齢社会の真っ盛り
第3章 老いてゆく哀しみ
第4章 老いてなお高き山に登る
第5章 夢子がおばあちゃんになるとき