出版社内容情報
【内容】
東京福祉大学創立者である著者が、21世紀の福祉の世界でこそ問題解決能力を実につけた優秀な人材が必要であることを検証し、暗記・記憶だけに頼らない、「考える力」をつける教育方法を紹介する。好評の1997年刊の新版。
【目次】
序――私がハーバード、フォーダムでの研究・留学で得たもの
1章 日本の教育制度の現状を考える
2章 できなかった生徒をできる学生にする
3章 大学教育は充実し変わらなければならない
4章 私の信念「勉強のできない子はいない」
5章 「学生はお客さま」という意識が重要
6章 教師の意識も変わらなければならない
終章 福祉の時代に向けて真の福祉教育を
資料編 サンシャイン学園の教育システムと実績
目次
1章 日本の教育現場には意識の変革が必要
2章 できなかった子(生徒)をできる子(学生)にする
3章 大学教育は充実し変わらなければならない―学生の能力を伸ばす教育システム
4章 私の信念「勉強のできない生徒はいない」
5章 「学生はお客さま」という意識が重要
6章 教師の意識も変わらなければならない
終章 福祉の時代に向けて真の福祉教育を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナウラガー_2012
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締まった授業にするために①自習室でHWの○付けなどをさせる②(冬などは3~5分程)外に出て深呼吸させる③質問を多くする④目薬持参⑤伸びをさせる⑥冷たい水を飲ます⑦息を止める⑧歩かせる..など/学習習慣の付いていない生徒をいかに授業に集中させるか?①何のために勉強するか?目的・目標が不明確②今頑張れば将来どれだけ得という実感不足③成功体験不足.小さな成功体験をさせる④現在の学習状況と志望校に必要な学力を比べて、どのくらいの量の学習が必要か危機感を与える..そもそも「成功体験」が乏しいので、小さな「成功体験」2010/04/18
ブルーローズ
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小学生時代に勉強で苦労したけど、なんとかその子を勉強させたい・・・と思っている人が読むのにいい。2010/09/05
ナウラガー_2012
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研究業績が優れていても教育能力に欠陥があれば学生の信用を失い契約更新をしてもらえません/フォーダム大学:ローマ時代まで遡るカトリック・イエズス会系の由緒ある大学/WW2後に米国では戦場に出ていた人がGIビル(帰国軍人に対する大学への優先入学、授業料免除の特典)をもらって大勢が大学に入学した。しかしその波が引くと入学者が極端に減り、経営難となり、社会人教育や留学生の受入れをさかんにするようになった。そうした事で大学教授の考え方が変わり、”真の実力とは何か”を悟って研鑽し始めた2010/04/18
ナウラガー_2012
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を重ねさせる/米国の大学・大学院では母校出身の教授が1/3を超える事はなく、異なった大学の出身者を入れるようにしている(ハーバードは約17%までしか入れない)/米社会で良い仕事と地位を築くには「資格」と「学位」が必要。有名私立大学の「博士」に限るし「学士」だけでは二流大学の「修士」よりも下になる/日本で、幼・小・中・高の教師になるには資格要件として「教育原理」「教育心理学」「教科教育法」「教育実習」の履修が義務付けられている。一方、大学の教師になるためには「学位」と「研究業績」のみ。米国では、いくら2010/04/18