出版社内容情報
【内容】
本書は、社会学における主要学説（メタ理論）の展開、主要な概念およびアプローチをめぐる焦点的な論争、およびいくつかの理論的視座にもとづく現状分析の試みを、多角的かつ体系的に提示した理論書。
【目次】
序（鈴木 広）
第１部 理論社会学の焦点
第１章 社会学と環境（鈴木 広）
第２章 社会システム理論の新展開（佐藤 勉）
第３章 自己組織性論（今田高俊）
第４章 日本の「社会階層と社会移動」調査研究の展開 （井上圭二）
第５章 国家・市民社会・レギュラシオン（豊田謙二）
第６章 フェミニズムの社会学（篠崎正美）
第７章 フォーマライゼーションのめざすもの（小林淳一）
第２部 現状分析へのアプローチ
第８章 シンボリック相互作用論（船津 衛）
第９章 社会的ジレンマによる環境問題分析（三隅一人）
第10章 都市間ネットワークの構造（井上 寛）
第11章 社会学における中範囲理論の課題と展望（辻 正二）
第12章 法化論（小谷朋弘）
第13章 ポストモダン社会理論の先駆者：ダニエル・ベル（千石好郎）
第３部 社会学説の現在
第14章 デュルケームの理論構成と家族研究（江頭大蔵）
第15章 マックス・ヴェーバーにおける合理性と合理化（嘉目克彦）
第16章 シュッツ以降（山田富秋）
第17章 ルーマン理論の到達点（馬場靖雄）
第18章 実践と構造化（友枝敏雄）
内容説明
いま何のための社会学理論か。主要学説の解読をふまえ、多彩なアスペクトから２１世紀社会像の分析に迫る必読のシンポジゥム。
目次
１ 理論社会学の焦点（社会学と環境；社会システム理論の新展開；自己組織性論；日本の「社会階層と社会移動」調査研究の展開；国家・市民社会・レギュラシオン；フェミニズムの社会学；フォーマライぜーションのめざすもの）
２ 現状分析へのアプローチ（シンボリック相互作用論；社会的ジレンマによる環境問題分析；都市間ネットワークの構造；社会学における中範囲理論の課題と展望；法化論；ポストモダン社会理論の先駆者 ダニエル・ベル）
３ 社会学説の現在（デュルケームの理論構成と家族研究；マックス・ヴェーバーにおける合理性と合理化；シュッツ以降；ルーマン理論の到達点；実践と構造化）
