出版社内容情報
【内容】
本書は、これまで日本では十分でなかったフランス労使関係の本格的な考察である。
1992年から96年に行われたフランスを代表する自動車企業(ルノー、プジョー)の実態調査・分析をとおして、フランス大企業の雇用・労使関係の変化とその意味を明らかにし、同時に日本理解への含意にも触れる。第15回冲永賞受賞。
【目次】
序 課題と構成
I フランスの雇用・労使関係の変貌
1 自動車企業の雇用管理
2 賃金管理の個別化
3 企業内労使関係の転換
II フランスにおける労使関係・労働組合研究の動向
4 労使関係の変化と労働組合の危機
5 急激な組織後退と労働争議の再燃
III 雇用問題と労使関係
6 雇用調整と労使関係
7 時短によるワーク・シェアリング
終 まとめと展望
あとがき
資料
参考文献/索引
内容説明
本書は、これまで日本では十分でなかったフランス労使関係の本格的な考察である。1992年から96年に行われたフランスを代表する自動車企業(ルノー、プジョー)の実態調査・分析をとおして、フランス大企業の雇用・労使関係の変化とその意味を明らかにし、同時に日本理解への含意にも触れる。
目次
第1部 フランスの雇用・労使関係の変貌(自動車企業の雇用管理―階層組織からチームワークへ;賃金管理の個別化―労働者への査定導入;企業内労使関係の転換―企業内交渉の定期化)
第2部 フランスにおける労使関係・労働組合研究の動向(労使関係の変化と労働組合の危機―労使関係関研究の新たな動向;急激な組織後退と労働争議の再燃―労働組合・争議研究の新たな動向)
第3部 雇用問題と労使関係(雇用調整と労使関係―日本とフランスの比較;時短によるワーク・シェアリング―週35時間法と時短交渉;まとめと展望)
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