出版社内容情報
【内容】
本書は、経済思想史と政治思想史の2部からなり、I部では功利主義と名付けられてきた思想体系が、経済・経済対策に対していかなるスタンスを有してきたかという問題に迫り、II部では、特にイングランドにおける政治思想を経済・社会思想との緊密な関連の中に置き、個別論点を掘削した論考をおこなう。ベンサムとスミス、そしてマルサス、オウエン──、18世紀ブリテンの「自由」と「調和」を探究した思想家たちに迫る。
【目次】
第1 部 経済思想史研究
1. スミスとベンサム(1)
2. スミスとベンサム(2)
3. 経済法学者ベンサム
4. 初版『人口の原理』の成立
5. マルサスとオウエン
6. オウエン理論の究極の秘密
第2 部 政治・社会思想史研究
1. 通俗ウィグの初期文明批判
2. ロック主義とコモン・センス学派
3. イングランド・ロック主義と二つの革命
4. イングランド保守主義の濫觴
5. ベンサム主義の解体
6. イングランド・ロマン主義の一視点
研究動向と資料の調査から
書評から
辞典・事典の項目から
初出一覧/人名索引
内容説明
本書は、経済思想史と政治思想史の2部からなり、1部では功利主義と名付けられてきた思想体系が、経済・経済対策に対していかなるスタンスを有してきたかという問題に迫り、2部では特にイングランドにおける政治思想を経済・社会思想との緊密な関連の中に置き、個別論点を掘削した論考を行う。ベンサムとスミス、そしてマルサス、オウエン―、18世紀ブリテンの「自由」と「調和」を探究した思想家たちに迫る。
目次
第1部 経済思想史研究(スミスとベンサム―経済学研究への視角としての法学研究;スミスとベンサム―体系形成の基礎としての法学研究 ほか)
第2部 政治・社会思想史研究(通俗ウィグの初期文明批判―ヒューム批判の意味;ロック主義とコモン・センス学派―プリーストリの批判 ほか)
研究動向と資料の調査から
書評から
辞典・事典の項目から