出版社内容情報
【内容】
カナーによる自閉症の報告から半世紀、数多くの症例報告と多様な角度からのアプローチが積み重ねられてきた自閉症研究は、未だ本質的で大きな未解決の問題を抱えている。
本書は、自閉症が「関係性」にかかわる特異な発達障害であるという見解を、自閉症児の初期発達にみられる特性から検証し、早期発見・早期療育の課題と自閉症児に対する発達臨床的援助方法の確立を探る。
【目次】
序
第1部 自閉症児の初期発達と初期兆候
1. 自閉症の症状理解の変遷
2. 自閉症児の初期発達
3. 社会的関係の初期発達
4. 自閉症の症状形成過程
第2部 自閉症の症状改善過程
5. 自閉症の症状の改善過程
6. 関係性の発達と身体図式
第3部 自閉症の症状の変容と心理療法の有効性
7. 関係性障害の変容
8. 自閉症児の心理的世界と心理療法
まとめと今後の課題
内容説明
カナーによる自閉症の報告から半世紀、数多くの症例報告と多様な角度からのアプローチが積み重ねられてきた自閉症研究は、未だ本質的で大きな未解決の問題を抱えている。本書は、自閉症が「関係性」にかかわる特異な発達障害であるという見解を、自閉症児の初期発達にみられる特性から検証し、早期発見・早期療育の課題と自閉症児に対する発達臨床的援助方法の確立を探る。
目次
第1部 自閉症の初期発達と初期徴候(自閉症の症状理解の変遷;自閉症児の初期発達;社会的関係の初期発達;自閉症の症状形成過程―初期発達の認知的側面)
第2部 自閉症の症状改善過程の検討(自閉症の症状改善過程;関係性の発達と身体図式)
第3部 自閉症の症状の変容と心理療法の有効性(関係性の障害の変容;自閉症児の心理的世界と心理療法;まとめと今後の課題)



