出版社内容情報
【内容】
著者は、20世紀とりわけ第二次世界大戦期と戦後のアメリカを専門とする歴史家として知られている。完成まで15年の歳月を要した本書は、核時代の幕開けから現在に至までのアメリカ人の核意識を実に多方面にわたり考察した労作である。
核による絶滅の脅威のもとでアメリカ人がいかに生きてきたか──従来の研究にはほとんど見られなかった心理的・文化的な側面から、核時代の起原、核兵器と核戦略、核の軍縮と核管理、死の灰への恐れ、民間防衛、核の平和利用など、多角的にアメリカ人の核意識の変遷を検討した研究である。
【目次】
日本語版によせて
謝辞
序 核の恐怖と希望
1. 原子力時代の起源
2. 核管理の問題
3. 戦略、兵器および初期の軍備競争
4. 放射性降下物(死の灰)の恐怖
5. 民間防衛
6. 平和的原子力
7. 安定の追求
8. 不安の再来
終 核状況を変える力
監訳者あとがき
参考文献解題
人名索引
内容説明
著者は、20世紀とりわけ第二次世界大戦期と戦後のアメリカを専門とする歴史家として知られている。完成まで15年余の歳月を要した本書は、核時代の幕開けから現在に至るまでのアメリカ人の核意識を実に多方面にわたり考察した労作である。核による絶滅の脅威のもとでアメリカ人がいかに生きてきたか―従来の研究にはほとんど見られなかった、心理的・文化的な側面から、核時代の起源、核兵器と核戦略、核の軍拡と核管理、死の灰への恐れ、民間防衛、核の平和利用など、アメリカ人の核意識の変遷を検討した優れた研究である。
目次
序章 核の恐怖と希望
第1章 原子力時代の起源
第2章 核管理の問題
第3章 戦略、兵器および初期の軍備競争
第4章 放射性降下物(死の灰)の恐怖
第5章 民間防衛
第6章 平和的原子力
第7章 安定の追求
第8章 不安の再来
終章 核状況を変える力