出版社内容情報
【内容】
「子どもがやせ衰えていく」「娘が隠れて盗み食いを」「食べだしたら自分でも止められない」。過食症・拒食症を抱える本人とその家族の悩みは深い。一見簡単にコントロールできそうなこの問題は、実は本人の生きづらさ・自分さがしというところの深層に根を張る、成長の節目に待ち受ける落とし穴。本人と家族がともにその節目を乗り越え、新しい自分になって歩き出すために、本人と家族がもつ力を信じ、支える家族療法。
【目次】
まえがき
ケース1 思春期の過食症:里香 16歳
:食べることとやせることで、頭がいっぱい
――「素直な良い子」から脱皮、自己主張ができだした
ケース2 OLの過食症:直美 22歳
:職場のストレスから過食に
――仕事にやりがいを見つけるまで
ケース3 おだやか家族と過食症:美穂 20歳
:家族への気づかいが噛み合わず過食に
――両親に言いたいことが、やっと言えた
ケース4 いじめと過食症:千晶 17歳
:中学時代にいじめられた心の傷から過食に
――支え合って親子の信頼を取り戻す
ケース5 自分さがしの旅と拒食症:真由美 31歳
:やせに生きがいを見いだした15年
――バイト料で両親にプレゼントをするまで
ケース6 夫婦の葛藤と過食症:彩子 36歳
:家事・育児・仕事と三重ストレスから過食に
――わずかの気づきと歩み寄りで話し合える夫婦に
あとがき
資料1 摂食障害の診断基準
資料2 内科で行われる摂食障害の一般検査
内容説明
「子どもがやせ衰えていく」「娘がかくれて盗み食いを」「食べ出したら自分でも止められない」。過食症・拒食症を抱える本人とその家族の悩みは深い。一見簡単にコントロールできそうなこの問題は、実は本人の生きづらさ・自分さがしというこころの深層に根を張る、成長の節目に待ち受ける落とし穴。本人と家族がともにその節目を乗り越え、新しい自分になって歩き出すために、本人と家族のもつ力を信じ、支える家族療法。
目次
ケース1 思春期の過食症―里香・16歳
ケース2 OLの過食症―直美・22歳
ケース3 おだやか家族と過食症―美穂・20歳
ケース4 いじめと過食症―千晶・17歳
ケース5 自分さがしの旅と拒食症―真由美・31歳
ケース6 夫婦の葛藤と過食症―彩子・36歳