出版社内容情報
【内容】
長い発展の歴史を持つ清酒醸造業の果たした社会経済史的な役割と意義は大きい。本書では、酒造業の発展史を単に資本主義的発展の遅れの問題を指摘するのでなく、日本国家財政上における意義を積極的に把握しようとした。また地主兼営型と専業型の二類型から発展をとらえた。
【目次】
まえがき
序論 近代酒造業の類型と段階
第一章 近代酒造業の台頭
第二章 近代酒造業の成立
第三章 近代酒造業の確立
第四章 近代酒造業の再編
補論 「近代的」酒造労働の系譜
むすび
あとがき
内容説明
長い発展の歴史を持つ清酒醸造業の果たした社会経済的な役割と意義は大きい。本書では、明治初年から大正期までの時期を台頭・成立・確立・再編の4つの時期に区分し、地主兼営副業型酒造業を主な対象として、酒造業政策、酒造技術、酒造経営(形態)を指標として近代日本の清酒醸造業の展開過程を実証的に検討する。近代酒造業の発展史について、単に資本主義的発展の遅れの問題を指摘するのでなく、日本国家財政上における酒造業発展の意義の積極的な把握を試みる。
目次
序論 近代酒造業の類型と時期区分
第1章 近代酒造業の台頭
第2章 近代酒造業の成立
第3章 近代酒造業の確立
第4章 近代酒造業の再編
補論 「近代的」酒造労働形成の系譜―「古典的」酒造労働から「近代的」酒造労働へ
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