出版社内容情報
【内容】
存立問題の根源と活路打開 日本経済のゆくえを担う中小企業の果たすべき役割と新たなる経済環境
本書は、今日の中小企業の存立問題の根源と21世紀的展望を具体的かつ国際的側面から明らかにすることを基本課題として考察する。第・部では日本の中小企業の存立問題、活路打開の課題について主要業種別に解明を試み、第・部では主要先進国とアジアにおける中小企業の実態を中心に21世紀の展開を探る。本書をとおして日本経済がフロント・ランナー型構造に転換するために、中小企業が果たすべき役割と課題を理解することができる。学生だけでなく、経営者・業者および中小企業で働く人々の参考ともなりうるよう、最新の研究を平易に紹介した。
【目次】
はしがき
序 産業構造転換の構図と中小企業の存立問題
第 部 転機に立つ日本の中小企業
1 国際化・規制緩和政策下における中小企業問題
2 製造業の構造転換と中小企業
3 中小流通業の構造転換と経営環境の変化
4 金融ビッグバンと中小企業金融
5 産業構造転換と地場産業問題
6 情報技術の進展と中小企業の新たな経営
第 部 海外中小企業の新しい潮流
7 ドイツ経済の構造転換と中小企業問題
8 イタリアの産業構造転換と中小企業問題
9 構造転換期におけるフランス下請工業
10 アメリカの中小企業
11 アジアの経済発展と中小企業
終 構造転換に挑戦する中小企業の21世紀的展望
索引
内容説明
本書は、今日の中小企業の存立問題の根源と21世紀的展望を具体的かつ国際的側面から明らかにすることを基本課題として考察する。本書をとおして日本経済がフロント・ランナー型構造に転換するために、中小企業が果たすべき役割と課題を理解することができる。学生だけでなく、経営者・業者および中小企業で働く人々の参考ともなるよう、最新の研究を平易に紹介した。
目次
産業構造転換の構図と中小企業の存立問題―中小企業危機の実態と根源を探る
第1部 転機に立つ日本の中小企業(国際化・規制緩和政策下における日本の中小企業―中小企業存立要因としての国際化と諸規制;製造業の構造転換と中小企業―構造転換を超え自立する中小企業;中小流通業の構造転換と経営環境の変化―メガ・コンペティションの中で;金融ビッグバンと中小企業金融―安定的な中小企業金融のあり方をめぐって ほか)
第2部 海外中小企業の新しい潮流(ドイツ経済の構造転換と中小企業問題―ドイツ中小企業の特質の揺らぎ;イタリアの産業構造転換と中小企業問題―地域に根ざした柔軟なネットワークでの活動;構造転換期におけるフランス下請工業―「下請」論から「パートナー」論へ;アメリカの中小企業―世界の中小企業大国 ほか)
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