近代ヨーロッパの探究<br> 家族

近代ヨーロッパの探究
家族

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  • サイズ A5判/ページ数 332,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623029365
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C3322

出版社内容情報

【内容】
近代における家族とは、どのような構造と特徴をもち、どのように変遷していったのか。本書は、スペイン、アメリカ、イギリス、フランス、中欧、ロシアを取り上げ、地理的条件と歴史的プロセスに規定される、労働と結びついた家族の在り方の多様な姿を把握しようとするものである。
「西洋的結婚パターン」との偏差、歴史人口学的構造の諸特徴、結婚・家族政策、性別分業、家計構造、ライフサイクル、出稼ぎ労働など、それぞれのテーマの重点に応じて取り扱う。各章末に文献解題を付し、ヨーロッパにおける最近の家族史研究の特徴や動向を概括する。家族史研究が日本でも発展しつつある今、研究者、入門者に必読の一冊。

【目次】
はしがき
第1章 スペインにおける伝統的結婚パターン
 〈文献解題〉スペインの家族史研究
第2章 一七・一八世紀 北米たばこ植民地における人口と家族
 〈文献解題〉 アメリカ合衆国の家族史研究
第3章 イングランドにおける家族史研究
第4章 一九世紀パリの労働者家族
 〈文献解題〉 フランスの家族史研究
第5章 中欧圏の都市化と家族史研究
 〈文献解題〉 ドイツ語圏の家族史研究
第6章 近代ロシアにおける出稼ぎと人口・家族
 〈文献解題〉 ロシアの家族史研究
あとがき/事項索引/人名索引

内容説明

近代の家族とは、どのような構造と特徴をもち、変遷していったのか。本書は、スペイン、アメリカ、イギリス、フランス、中欧、ロシアを取り上げ、地域的条件と歴史的プロセスに規定される労働と家族の多様な姿を把握。「西洋的結婚パターン」との偏差、歴史人口的構造の諸特徴、結婚・家族政策、性別分業、家計構造、ライフサイクル、出稼ぎ労働などテーマの重点に応じて取り扱う。各章末に文献解題を付し、ヨーロッパにおける最近の家族史研究の特徴や動向を概括。

目次

第1章 スペインにおける伝統的結婚パターン―その歴史的背景
第2章 17・18世紀/北米タバコ植民地における人口と家族
第3章 イングランド家族史研究―ケンブリッジ・グループの成果と展開を中心に
第4章 19世紀パリの労働者家族
第5章 中欧圏の都市化と家族形成―ウィーンとその周辺部を中心に
第6章 近代ロシアにおける出稼ぎと人口・家族―コストロマー県北西部の場合

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