出版社内容情報
【内容】
国家資格化されてから10年。「介護福祉士とはなにか、どのような役目をもっているのか」が改めて問われるようになってきました。介護福祉士を取り巻く現状、またあるべき姿、その教育方法、の3点を中心に、介護福祉士の現状と課題を探る。
【目次】
序章 介護福祉士の課題と育成 一番ヶ瀨康子
1 介護福祉士が置かれている状況――現場からの報告
1章 ホームヘルパーから1
――社会的認知は高まったか 馬場良子
2章 ホームヘルパーから2
――ホームヘルパー転換期のなかで 山本栄子
3章 老人保健施設から
――専門職としての位置づけが低い 田中安平
4章 病院から
――医療と介護のはざまで 林 和宏
5章 老人ホームから
――実習生を受け入れてのジレンマ 南端裕江
6章 療護施設から
――多様な考え方があるなかで 岡部和人
7章 ホームヘルパーから3
――有資格と無資格の間 斉藤和佳子
8章 元ホームヘルパーから
――介護福祉士の意識が問われる 釜土禮子
2 介護福祉士に何が求められているか
9章 いま何をなすべきか 井上千津子
10章 介護福祉実践を介護福祉援助技術論の創造に
――介護福祉士に求められているものは何か 亀山幸吉
11章 介護の本質から見た介護福祉士の今日的課題 石田一紀
12章 他者を見る目と自己を見る目の深化
――介護福祉士に求められていること 山田 明
13章 介護福祉領域におけるソーシャルワークの有効性と問題点 大月和彦
3 ケアマネジメントと介護福祉士
14章 ケアマネジメントにおける介護福祉士の役割 藤林慶子
15章 障害ケアマネジメントと介護福祉士 白石雅一
4 シンポジウム 介護福祉士これでいいか
――21世紀介護福祉士の担い手をどう育てるか
16章 シンポジウムの意図 山手 茂
17章 介護福祉士の現状と課題 井原慶子
18章 介護福祉士養成校の現状と課題 岡本千秋
19章 養成カリキュラムの構造化について 泉 順
20章 介護福祉士制度の現況と展望 蟻塚昌克
21章 あいまいな介護福祉士の位置づけ 井上千津子
22章 社会的評価を高めるための要件 秋山智久
5 資料編
1 社会福祉に関する研究・教育体制の拡充・強化について
2 介護福祉士養成施設一覧
3 介護福祉士及び介護福祉士法(抄)
4 日本介護福祉学会のあゆみ
あとがき 黒田輝政
目次
1 介護福祉士が置かれている状況―現場からの報告
2 介護福祉士に何が求められているか
3 ケアマネジメントと介護福祉士
4 シンポジウム 介護福祉士これでいいか―21世紀介護福祉の担い手をどう育てるか
5 資料編