出版社内容情報
【内容】
児童福祉法改正の考え方とその方向性を詳述！高齢化と少子化のなかで、高負担、高福祉が求められる日本の社会状況のなかにあって、あるべき子育ち、親育ちへの福祉サービスについて、最新の資料にもとづいた最新の解説展望を行う。
【目次】
第１章 子ども家庭福祉サービスの考え方 山縣文治
第２章 子ども家庭福祉と社会 柏女霊峰
第３章 子ども家庭福祉の供給体制 柏女霊峰
――平成九年児童福祉法第一次改正をふまえて
第４章 新しい子ども家庭福祉の体制
１ 相談と発見のシステム 新保幸男
２ 家庭療育支援サービス 山本真実
３ 養護系子ども家庭福祉サービスの展望 山縣文治
４ トリートメント型施設 新保幸男
５ 障害系の子ども家庭福祉サービス 岩間伸之
６ 育成系の子ども家庭福祉サービス 山本真実
内容説明
新しい児童福祉法の考え方とその実施体制を展望する！児童福祉法が５０年ぶりに改正された。従来の保護的福祉観を打ち破って、個の尊重にもとづいた専門的なサービスの体系へ向けて大きな一歩を踏み出したといえる。高齢化と少子化のなかにあって、２１世紀を見据えた日本の子ども家庭福祉を方向づける考え方を提示する。
目次
第１章 子ども家庭福祉サービスの考え方（子ども家庭福祉サービスの基本的視点；子ども家庭福祉サービスの援助観 ほか）
第２章 子ども家庭福祉と社会（子ども家庭福祉ニーズの諸相；価値観の変動と子ども家庭福祉 ほか）
第３章 子ども家庭福祉の供給体制―１９９７年児童福祉法等一部改正をふまえて（子ども家庭福祉の供給体制と１９９７年児童福祉法等一部改正；子ども家庭福祉サービス供給体制上の残された課題）
第４章 新しい子ども家庭福祉の体系（相談と発見のシステム；家庭養育支援サービス ほか）
