- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
出版社内容情報
【内容】
人は人と一緒にいるだけで通じ合うことがある反面、たくさんのことばをまじえても通じ合わないこともある。一体人と人とが通じ合うとはどういうことなのだろう。乳幼児や障害をもつ人が、他者の心をどのように理解していくのかをコミュニケーションの中から探り、人と人が織り成す〈関係〉の原点にせまります。
【目次】
第・部 身体とことば
1 身のことばとしての指さし やまだようこ
2 まなざしを共有することと自閉症 別府 哲
3 重い遅れとつうじあう身体 大井 学
第・部 リズムとことば
4 擬態・擬音語とからだ 遠矢浩一
5 反響と反復 菅原和孝
第・部 文脈とこころの理解
6 会話が成立するときしないとき 秦野悦子
7 “ふり”が通じ合うとき 木下孝司
8 関係が変わるとき 鯨岡 峻
内容説明
「他者とこころを通わせる」「相手の立場を考える」「他者と世界を共有する」。日頃なにげなく使っているこれらのことば、なかなか意義深いものがあります。本書では、「身体」「リズム」「文脈とこころの理解」という三つの観点で、コミュニケーションの問題を根底から問い返します。
目次
第1部 身体とことば(身のことばとしての指さし;まなざしを共有することと自閉症;重い遅れと通じ合う身体)
第2部 リズムとことば(擬態語・凝音語とからだ;反響と反復―長い時間のなかのコミュニケーション)
第3部 文脈とこころの理解(会話が成立するときしないとき;“ふり”が通じ合うとき―ふり遊びの始まりと心の理解;関係が変わるとき)