Minerva人文・社会科学叢書<br> マックス・ウェーバーの科学論―ディルタイからウェーバーへの精神史的考察

Minerva人文・社会科学叢書
マックス・ウェーバーの科学論―ディルタイからウェーバーへの精神史的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 418,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623028313
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
ディルタイに始まる一連の認識論の発展を精神史的にたどり、ウェーバーの科学論を思想的に位置付け、そしてその展開過程と体型的構想を解明。

【目次】
序 章 マックス・ウェーバーの科学論の特質
第1章 ディルタイとジンメル
第2章 ディルタイの「記述的分析的心理学」
    とその反響
第3章   若きウェーバーとリッカート
第4章 ロッシャーの歴史的方法と流出理論
第5章 社会科学的認識の「客観性」
第6章 解明のカテゴリーの登場と展開
終 章 価値解釈と客観的可能性の判断
あとがき
凡例/参考文献/人名索引

内容説明

精神科学の認識論的基礎づけを意図したディルタイの『精神科学序説=歴史的理性批判』は、ジンメルやリッカートを経て、ウェーバーにいたる一大思想的論争を巻き起こした。この論争は、自然科学を認識論的に基礎づけたカントの『純粋理性批判』に始まり、フィヒテやシェリングを経て、ヘーゲルにいたる哲学革命に比すべき思想的内容をそなえている。本書は、ディルタイに始まる一連の認識論の発展を精神史的にたどり、その集大成ともいうべきウェーバーの科学論を思想的に位置づけ、そしてその展開過程と体系的構想を解明しようとするものである。

目次

序章 マックス・ウェーバーの科学論の特質
第1章 ディルタイとジンメル
第2章 ディルタイの「記述的分析的心理学」とその反響
第3章 若きウェーバーとリッカート
第4章 ロッシャーの歴史的方法と流出論理
第5章 社会科学的認識の「客観性」
第6章 「解明」のカテゴリーの登場と展開
終章 価値解釈と客観的可能性の判断