出版社内容情報
【内容】
"構造の分析から政治の一般理論へ――政治体系論の開拓者として世界的に著名なアメリカの政治学者による新しい理論的地平！David Easton, Analysis of Political Structure, New York : Routledge, Chapman and Hall, 1990の全訳。"
【目次】
日本語版への序文／序文／凡例
プロローグ
政治研究における構造の問題（１現代政治分析における構造の問題／２政治構造論の復活／３政治現象の説明における構造／４政治構造の意味／５さまざまな政治構造／６非公式政治構造の効果／７公式政治構造の効果／８構造的決定論としての構造主義／９構造主義・体系分析・高次の構造／10比較研究と全体的制約条件）
ニコス・プーランツァスの構造主義（11プーランツァス：構造主義的マルクス主義／12構造主義的マルクス主義と体系分析／13国家の構造主義的説明／14構造的客体としての国家／15政治体系の構造諸形態／16権威主義的政治構造への変形） 高次の構造（17説明要因としての高次の構造／18高次の構造の構成と影響力／19内容と方法
訳者あとがき／人名索引／事項索引
内容説明
本書は、政治についての構造主義的な理論を提供しようとするものではなく、むしろ構造の分析が政治の一般理論のなかにどのように収まるかを明らかにしようとするものである。アメリカ的なシステム論、ヨーロッパ的な構造主義、そしてマルクス主義的な上部構造・下部構造論との理論的対決を通して、イーストン独自の、構造分析の新しい理論的地平を切り開く。
目次
第１部 政治研究における構造の問題（現代政治分析における構造の問題；政治構造論の復活；政治現象の説明における構造 ほか）
第２部 ニコス・プーランツァスの構造主義（プーランツァス―構造主義的マルクス主義；構造主義的マルクス主義と体系分析；国家の構造主義的説明 ほか）
第３部 高次の構造（説明要因としての高次の構造；高次の構造の構成と影響力；内容と方法）
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