Ｍｉｎｅｒｖａ ｔｅｘｔ ｌｉｂｒａｒｙ 教育学―生涯学習時代にむけて

宮脇 陽三【著】

ミネルヴァ書房（1997/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 433p／高さ 21cm
• 商品コード 9784623027750
• NDC分類 371
• Cコード C3337

出版社内容情報

【内容】
学校教育と社会教育を水平的に統合するとともに，個人の生涯にわたる教育を垂直に統合した生涯学習＝児童教育学と成人教育学の統合をめざす。「新時代の教育学」を理解するための入門書。

【目次】
まえがき

1　教育基礎論
1-1　教育学の学び方
1-2　現代日本の教育の目的
1-3　教育活動の本質
1-4　教育の可能性（その1）
1-5　教育の可能性（その2）
1-6　欧米教育思想の展開
1-7　日本教育思想の展開

2　学校教育総論
2-1　学校教育の教育
2-2　学級社会の教育
2-3　教育課程の編成
2-4　学習指導法（その1）
2-5　学習指導法（その2）
2-6　学習指導法（その3）
2-7　問題解決学習法と新学力観

3　学校教育特論
3-1　幼稚園教育
3-2　小学校教育
3-3　中学校教育
3-4　高等学校教育
3-5　高等専門学校教育
3-6　専修学校教育
3-7　短期大学教育
3-8　大学教育

4　社会教育論
4-1　家庭教育
4-2　成人教育
4-3　高齢者教育
4-4　公民館教育
4-5　図書館教育
4-6　博物館教育
4-7　企業内教育

5　現代日本の教育課題
5-1　人権教育
5-2　情報教育
5-3　異文化理解教育
5-4　環境教育
5-5　文学教育
5-6　音楽教育
5-7　美術教育
5-8　こころの健康教育
5-9　からだの健康教育
5-10　生涯学習指導者の役割

人名索引
事項索引

内容説明

生涯学習時代といわれ、今日さまざまな場面で成人教育が行われている。しかし、その技術としての教育学については、依然として児童教育学のままである、など多くの問題が残されている。「教え」そのものが大きく変わろうとしている今、生涯をわたる教育を考えたとき、教育学に求められるものは何か―。本書は、学校教育と社会教育の、そして児童教育学と成人教育学の統合をめざすことで、これらの変化に対応できる「生涯学習時代の教育学」の見取り図を描く。

目次

１　教育基礎論
２　学校教育総論
３　学校教育特論
４　社会教育論
５　現代日本の教育課題