出版社内容情報
【内容】
国民的課題として広がってきた介護・福祉職の,その独自性・専門性の確立を改めて問い直す。新しい介護システムの中で果たすべき役割について,幅広い視点から考察しその現在の位置と課題を明らかにする。
【目次】
はしがき 一番ヶ瀬康子
1 介護福祉職とは何か
1章 介護福祉職にいま何が求められているか
――介護福祉専門職の役割 一番ヶ瀨康子
2章 介護の本質とその実践方法
――「介護関係」の確立と自立生活の支援 奈倉道隆
2 ケアマネジメントと介護福祉職
3章 ケアマネジメントと介護福祉職の位置づけ 根本博司
4章 新介護システム構築とケアマネジメント 山手 茂
5章 介護福祉職がめざすケアプランとは 井上千津子
6章 在宅介護24時間対応がめざすもの 井上千津子
7章 介護支援における保健と医療の役割 西 三郎
3 介護福祉教育をどう改革するか
8章 介護福祉専門職の生涯教育・研修の体系化 山手 茂
9章 介護の価値をどう伝えるか
――介護福祉専門職養成教育を考える 村田久行
10章 介護の特性と介護福祉教育の課題 井上千津子
4 新介護システムと利用者の権利保障
11章 新介護システムと利用者の権利 加瀬裕子
12章 利用者の権利と権利保障 伊藤周平
13章 痴呆老人への法的援助
――アメリカの場合 フォーク阿部まり子
5 介護現場からの提言
14章 介護の質の向上に何が必要か 山本栄子
15章 介護サービスの拡大と介護の質をめぐって 田中由紀子
16章 施設介護の現状と課題
――介護福祉援助論の創造にむけて 亀山幸吉
17章 チームアプローチここが問題1
――ホームヘルパーから 野口恵子
18章 チームアプローチここが問題2
――在宅介護支援センターから 堺 園子
6 調査から
19章 介護福祉士の専門職性 笠原幸子
20章 病人、家族の気持ちを聴く
――死の看とり調査から 藤田綾子・黒田輝政
7 資料編
1 日本介護福祉学会のあゆみ
2 関係法令等
・新たな高齢者介護制度について(第2次報告)
・ホームヘルパー養成研修事業の実施について
・ホームヘルパー養成研修事業の円滑な運営について
・社会福祉士及び介護福祉士法(抄)
あとがき 黒田輝政
目次
1 介護福祉職とは何か
2 ケアマネジメントと介護福祉職
3 介護福祉教育をどう改革するか
4 新介護システムと利用者の権利保障
5 介護現場からの提言
6 調査から
7 資料編