農業保護の理論と政策

農業保護の理論と政策

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623027439
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

【内容】
国内自給か国際分業かという食料政策の基本的な方向について,マルサス・リカードゥの古典的命題の分析にまでさかのぼって解明するとともに,CAP を中心とする EU の政策など実地調査にもとづく実態分析をおこなう。

【目次】
序章 農業保護の現代的視座
――課題の限定――
1 農業の国際化をめぐる論点
2 農業の基本的価値を見直す

前編 農業保護の古典的命題
第1章 農業保護の古典的命題
――マルサスの「農工均衡発展」論――
1 マルサスの穀物輸入制限論と経済理論
2 マルサスの政策論的基調としての「農工均衡発展」論

第2章 リカードウ・マルサス農業改良論争
1 論争の時代背景
2 論争の展開

後編 農業の国民経済的価値と保護政策
第3章 EUの環境保全政策と農業保護
1 EU農業保護政策における基本理念の変容
2 EU・CAPにおける重層的所得補償制度

第4章 EUにおける条件不利地域対策
――オーストリア・ベルクバウェルン(山地農民)特別計画
1 オーストリア農業の概況
2 ベルクバウェルン特別計画
3 ベルクバウェルン経営の「複合性」と「自給性」
4 ベルクバウェルン経営の営農実態

第5章 社会主義市場経済下の農業保護政策
1 中国農村における合作経済組織
2 生産請負制の再編化と生産組織
――個から集団への再編――
付論 マルサス理論の現代中国における一つの投影
――馬寅初の「団団転=総合的均衡」理論

第6章 現代日本の農業保護政策
――中山間地域農業対策を中心として――
1 『新政策』にみられる基本理念
2 中山間地域農業の概念
3 中山間地域農業への政策的対応

目次

序章 農業保護の現代的視座―課題の限定
第1章 農業保護の古典的命題―マルサスの「農工均衡発展」論
第2章 リカードウ・マルサス農業改良論争
第3章 EUの環境保全政策と農業保護
第4章 EUにおける条件不利地域対策―オーストリア・ベルクバウェルン(山地農民)特別計画
第5章 社会主義市場経済下の農業保護政策
第6章 現代日本の農業保護政策―中山間地域農業対策を中心として

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