Minerva西洋史ライブラリー<br> テクノクラートの世界とナチズム―「近代超克」のユートピア

個数:

Minerva西洋史ライブラリー
テクノクラートの世界とナチズム―「近代超克」のユートピア

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 410,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623026524
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C3322

出版社内容情報

【内容】
W.ラーテナウとW.v.メレンドルフの思想形成を緻密に跡づけ、ナチズムを生んだドイツ近代化の諸矛盾と、テクノクラートたちの葛藤を描破した。第九回和辻哲郎文化賞<学術部門>受賞。

【目次】
序論 問題の所在と本書の課題
第1章 ドイツの技術者運動とテクノクラシー思想の形成
第2章 ラーテナウの近代批判―ドイツ・ユダヤ人として
第3章 テクノクラートのユートピア―ラーテナウの社会改革論
第4章 エンジニアの理想主義―W.v.メレンドルフの場合

内容説明

技術的合理性の担い手である技術者、テクノクラートは、なぜナチスに加担し、政治的非合理主義の道具と化して、その野蛮な犯罪の遂行に貢献することになりいたったのか―。一九世紀末葉からワイマル期をへてナチズムへと暗転する激動の時代、W.ラーテナウとW.v.メレンドルフの思想形成を緻密に跡づけ、テクノクラートとナチズムをめぐる問題にメスを入れる。ナチズムを生んだドイツ近代化の諸矛盾と、テクノクラートたちの葛藤を描破した、「ナチズムと近代」の核心を衝く書。

目次

序論 問題の所在と本書の課題
第1章 ドイツの技術者運動とテクノクラシー思想の形成
第2章 ラーテナウの近代批判―ドイツ・ユダヤ人として
第3章 テクノクラートのユートピア―ラーテナウの社会改革論
第4章 エンジニアの理想主義―W.v.メレンドルフの場合

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

0
ワイマール期ドイツの研究者による論文集。書名にある「テクノクラート」とは、この本の場合は技術的専門知識を背景に社会や政治に影響力を行使しようと意図する人々、のような意味合い。帝政期、富国強兵のために官によって育成されたドイツの技術者は社会に貢献、主導する意識が伝統的に高かったものの、政財官界の文系人士の優越的支配構造のために下風に立たされ、不満を募らせていた。そこに勃発した第一次大戦により、国家統制的な戦時経済の確立のために技術者のイニシアチブが必要とされ、地位向上の糸口を掴む。これは後のナチスとも重なる2025/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1684177
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品