家父長制の歴史構造―近代ドイツの労務管理と社会政策

家父長制の歴史構造―近代ドイツの労務管理と社会政策

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  • サイズ A5判/ページ数 373,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623026418
  • NDC分類 366.023
  • Cコード C3033

出版社内容情報

【内容】
ザール地方に発達した重工業にみられる「家父長制的」労使関係は,近代化が抱える問題点を集約的に表現していた--ドイツ近代化の後進性の中に流れる普遍性の存在を考察する。

【目次】
序章 課題と方法
一 課題――世界経済のなかのドイツ
二 対象と方法

第一章 一九世紀におけるザール経済の発展
一 地域の限定
二 ドイツ経済に占めるザールの比重
三 ザールの経済発展と労働者の形成

第二章 生産現場における労働関係
一 職員層と管理組織
二 労働者の構成
三 労働諸条件

第三章 ザール石炭・製鉄業における企業内福利の展開
一 住宅政策
二 その他の福利政策

第四章 鉱夫共済組合の生成と展開
一 前史(一八一五年まで)
二 移行期(プロイセン時代前半・一八五四年まで)
三 確立期(自由主義の時代・一八八二年まで)
四 展開期(国家的社会政策の時代・一八八三年以降)

第五章 シュトウムの労務政策と社会政策
――近代ドイツの労使関係の一断面――
一 家系と生い立ち
二 企業家としての活動とノインキルヒェン製鉄所の発展
三 関税問題への取組み
四 労務管理の特質
五 社会政策家としてのシュトゥム

終章 近代ドイツ労使関係の歴史的意義
一 企業内福利がもたらしたもの
二 近代史におけるオルターナティヴ(?)

目次

序章 課題と方法
第1章 一九世紀におけるザール経済の発展
第2章 生産現場における労働関係
第3章 ザール石炭・製鉄業における企業内福利の展開
第4章 鉱夫共済組合の生成と展開
第5章 シュトウムの労務政策と社会政策
終章 近代ドイツ労使関係の歴史的意義

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