出版社内容情報
【内容】
十八世紀のイギリス女性作家ジェイン・オースティンの六編の長編から,執筆者それぞれが一編ずつをテーマとして,イギリス文学の伝統形成・継承の上に果たした彼女の足跡を探る。
【目次】
第1章 戦慄を求めて―ゴシック小説の変容
第2章 戯画化された感性崇拝―センティメンタル・ノヴェルとの訣別
第3章 結婚をめぐる風刺―新しいヒロインの誕生
第4章 生の真髄を尋ねて―道徳の世紀
第5章 女性作家とそのヒロインたち―コートシップ・ノヴェルの展開
第6章 生活実践としての自立―フェミニズムの底流
内容説明
18世紀イギリス女性作家の中で、ジェイン・オースティンほど波乱のない人生にもかかわらず、文学界に大きな影響を与えた人物もまれである。本書は、イギリス近代小説の伝統を確立する上で重要な役割を果たすことになった、オースティンの6編の長編小説を、その背景となった社会・思想・文学作品から論ずる。彼女が文学の様々な流れをどう受けとめ、自らの小説に吸収していったかを解明することにより、イギリス文学の源流をたどる。
目次
第1章 戦慄を求めて―ゴシック小説の変容
第2章 戯画化された感性崇拝―センティメンタル・ノヴェルとの訣別
第3章 結婚をめぐる風刺―新しいヒロインの誕生
第4章 生の真髄を尋ねて―道徳の世紀
第5章 女性作家とそのヒロインたち―コートシップ・ノヴェルの展開
第6章 生活実践としての自立―フェミニズムの底流
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