出版社内容情報
【内容】
近代の系譜の思想的探究--哲学史・科学史・社会思想史・キリスト教史を統合する真の思想史を目指し、科学革命から市民革命を経て産業革命にいたるヨーロッパの精神史を構築する。
【目次】
第1章 ルネサンス哲学の諸潮流と近代科学の成立
1 ベーコン
2 ガリレオ
3 ニュートン
第2章 科学と形而上学
1 ホッブズとガッサンディ
2 デカルト
3 スピノザ、あるいは肯定する自然
4 ライプニッツ
第3章 新哲学への反発
1 パスカル
2 ベール
3 ヴィーコ
第4章 形而上学解体の動き(1)
1 ロック
2 バークリー
3 ヒューム
第5章 形而上学解体の動き(2)
1 モンテスキューとヴォルテール
2 ダランベールとエルヴェシウス
3 ディドロとルソー
第6章 批判と構成
1 ドイツ啓蒙主義の哲学
2 カント
第7章 思弁と歴史
1 カント哲学の余波
2 フィヒテ
3 シェリング
4 ヘーゲル
第8章 進歩と発展の哲学
1 功利主義(1)-ベンサム
2 功利主義(2)-ミル
3 進化論の哲学
4 ブリティッシュ・アイデアリズム
第9章 実証と自由
1 実証主義-コントとデュルケーム
2 フランス・スピリチュアリスム
第10章 社会と実存
1 ヘーゲル左派とフォイエルバッハ
2 マルクスとエンゲルス
3 キルケゴール
4 意志の哲学-ショーペンハウアーとニーチェ
内容説明
本書は、哲学史・科学史・社会思想史・キリスト教史を統合する真の思想史を目指し、科学革命から市民革命をへて産業革命後にいたるヨーロッパの精神史を構築する。ポスト近代の呼び声と前近代への回帰志向が交錯する今日の日本で、あえてもう一度近代の意味を問い直そうとする試み。
目次
ルネサンス哲学の諸潮流と近代科学の成立
科学と形而上学
新哲学への反発
形而上学解体の動き
批判と構成
思弁と歴史
進歩と発展の哲学
実証と自由
社会と実存