Minerva西洋史ライブラリー<br> アメリカ禁酒運動の軌跡―植民地時代から全国禁酒法まで

Minerva西洋史ライブラリー
アメリカ禁酒運動の軌跡―植民地時代から全国禁酒法まで

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  • サイズ A5判/ページ数 287,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623024650
  • NDC分類 369.8
  • Cコード C3322

出版社内容情報

【内容】
禁酒運動にみるアメリカ社会史--なぜアメリカ人は、憲法を修正してまで「禁酒」にこだわったのか。植民地時代から20世紀前半までの禁酒をめぐるアメリカ社会を追う。

【目次】

内容説明

禁酒運動にみるアメリカ社会史―なぜアメリカ人は、憲法を修正してまで「禁酒」にこだわったのか。

目次

序章 アメリカ禁酒運動の概観
第1章 植民地時代の飲酒とその規制
第2章 一九世紀前半の禁酒運動とその大衆化
第3章 ワシントニアン絶対禁酒運動
第4章 一八五一年メイン法
第5章 フランシス・ウィラードとWCTU(婦人キリスト教禁酒同盟)
第6章 キャリー・ネイションと酒場打ち壊し
第7章 憲法修正第一八条の成立とASL(反酒場連盟)
第8章 憲法修正第一八条の成立と酒造業界
第9章 「高貴な実験」の終焉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

4
アメリカは禁酒運動だけで一冊本になってしまう不思議な国だ。「禁酒運動」といっても、20世紀の禁酒法ぐらいしか思い浮かばなかったが、禁酒はアメリカにとって、建国以前の17世紀半ば、イギリスからの入植時代に遡る、社会に根付いた思想であり、二世紀を超える歴史があった。最初は入植者の飲み過ぎを諫める教会中心の節酒運動であったように、アメリカの禁酒運動は大変に宗教色の強いムーブメントでもあった。それは19世紀には悔い改めた大酒飲み達による「ワシントニアン運動」、女性が主導する社会改革などが禁酒法へと続いていく2024/12/14

あろえ

0
レポート用に読書 某アニメの影響でちょっと興味を持ってた禁酒法を少しでも知れてよかった。植民地時代からそれっぽいのはあったってのは驚きである。2010/07/27

てり

0
とっても読みやすくまとまっていて終始興味深く読めました。「改革者精神をもつアメリカ人にとって、全国禁酒法は試行錯誤を繰り返す中で、どうしても一度は試さないではいられなかった、19世紀初頭以来の節酒・禁酒運動から受け継いだ最後の方策だったのである」すごくすごくアメリカっぽい。2022/06/21

72ki

0
手斧で酒場打ち壊し!キャリー・ネイションが強烈でした。2019/02/15

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