出版社内容情報
【内容】
自分のものでありながら自分のものでない感覚,おそれ,いかり,よろこびなどのドラマ,見たこともない風景,あるいはなつかしい人--さまざまな夢のドラマは私たちに何を伝えているのか。夢の諸相を説き明かす。
【目次】
第1章 夢の理論と心理療法における夢の利用
第1節 夢と心理療法
第2節 夢と現実との距離-雰囲気・内容・深さ-
第3節 夢の象徴性と解釈
第4節 心理療法における夢の機能
第5節 心理療法と心理療法というもの-解釈といま・ここの感覚-
第2章 心理療法における夢技法
第1節 夢に対するセラピストの基本的態度
第2節 夢の整理法
第3節 典型夢と夢技法
第3章 夢に意味を見いだす最適の方法
第1節 夢から見た技法
第2節 夢技法の実際
第4章 夢の世界と現実の世界
第1節 意識と無意識
第2節 人間とイメージ
第3節 イメージ・ファンタジー・物語・妄想・夢
第4節 夢の世界のものは夢の世界へ
内容説明
自分で見たものでありながら自分のものではないある感覚が夢にはあります。にもかかわらず、まぎれもなく自分ののぞみ、おそれ、いかり、よろこび、かなしみなどなどのドラマ、いままで見たこともない風景、会ったこともない人、あるいは親しい人、懐かしい風景のなかでくりひろげられるさまざまな夢のドラマは一体私たちヒトにどのようなメッセージをつたえようとしているのだろうか。ひとのこころに深く関わってきたもののみが持つ豊かな感性で夢の諸相を解きあかす。
目次
第1章 夢の理論と心理療法における夢の利用
第2章 心理療法における夢技法
第3章 夢に意味を見いだす最適の方法
第4章 夢の世界と現実の世界