出版社内容情報
【内容】
「進歩主義の理念について」をはじめ、政治思想史、知識社会学の諸論文を収録。「知識人」が投げかける光と影を背後に見据えつつ社会主義の破産をいち早く予告、マルクス主義革命運動の陥穽を根底から剔抉。解説木村雅昭
【目次】
革命とインテリゲンツィヤ
第一章 進歩主義の理念について
-政治哲学的考察-
第二章 マルクス対バクーニン
第三章 革命のドン・キホーテとリアリスト
-マルクス・レーニン主義と労働者管理制の運命-
第四章 新綱領にみるソ連福祉国家への道
-その理想と現実
第五章 ソヴェト全体主義体制のジレンマ
-ソ連の社会と権力構造の変動-
第六章 近代化・イγテリゲソツィヤ・革命
-後進国イソテリゲソツィヤの知識社会学序説-
革新の幻想
-社会主義を問い直す-
革新の思想構造
-現代における社会主義の可能性-
No.2はかならず消される
-東洋的専制の政治風土と全体主義独裁の論理-
社会主義社会の病根
-ソヴェト・ロシヤで考える-
革命とニヒリズム
-現代に生きるドストエフスキー-
社会主義と自由
内容説明
著者自身の政治哲学的宣言「進歩主義の理念について」をはじめ、政治思想史、知識社会学の諸論文を収録。「知識人」が投げかける光と影を背後に見据えつつ社会主義の破産をいち早く予言し、マルクス主義革命運動の陥穽を根底から剔抉する。
目次
革命とインテリゲンツィヤ(進歩主義の理念について―政治哲学的考察;マルクス対バクーニン;革命のドン・キホーテとリアリスト―マルクス・レーニン主義と労働者管理制の運命;新綱領にみるソ連福祉国家への道―その理想と現実;ソヴェト全体主義体制のジレンマ―ソ連の社会と権力構造の変動;近代化・インテリゲンツィヤ・革命―後進国インテリゲンツィヤの知識社会学序説)
革新の幻想―社会主義を問い直す(革新の思想構造―現代における社会主義の可能性;No.2はかならず消される―東洋的専制の政治風土と全体主義独裁の論理;社会主義社会の病根―ソヴェト・ロシヤで考える;革命とニヒリズム―現代に生きるドストエフスキー;社会主義と自由)