出版社内容情報
【内容】
16世紀の官房学から1960年代までの広範な時代にわたるドイツ経済学・経済思想の数少ない通史の全訳。現代経済学やマルクス経済学,さらにドイツ文化・社会思想の諸潮流も視野に入れる。
【目次】
第1章 黎明期
1 官房学
2 初期官房学者
3 後期官房学者
4 官房学の体系化
5 重農主義
第2章 古典派政治経済学と現代的経済分析の最初の試み
1 古典派の自由主義的政治経済学
2 経済学における限界効用と数理的志向の先駆者
第3章 経済学におけるロマン主義とナショナリズム
1 ロマン主義
2 経済的ナショナリズム
第4章 歴史主義の運動
1 運動の特質
2 旧歴史学派
第5章 新歴史学派
1 学派の特徴
2 新歴史学派の代表者
3 社会政策学会
第6章 最新歴史学派
1 社会科学方法論の新たな発展
2 最新歴史学派の代表者
第7章 国家社会主義とキリスト教社会主義
1 国家社会主義
2 キリスト教社会主義
3 ローマ・カトリック学派
4 プロテスタント学派
第8章 集産主義運動とアナキズム
1 初期社会主義者
2 マルクスの社会主義
3 マルクス以後の社会主義
4 修正主義
5 新世代のマルクス主義
6 社会化をめぐる諸学説
7 農業社会主義
8 アナキズム
第9章 限界効用学派
1 経済理論の再生
2 オーストリア学派の主な代表者
3 数理経済学派
第10章 社会的観念論の復興
1 第一次世界大戦の余波
2 社会法学派
3 普遍主義の体系
4 国民社会主義の時代
第11章 オルド自由主義
1 経済調整と干渉
2 社会政治的調整
3 方法論の諸問題
第12章 戦後の諸傾向――理論と政策
1 理論研究の代表者たち
2 歴史主義の新傾向
3 社会的市場経済の政策
4 需要管理政策
5 結語
内容説明
本書は、16世紀の官房学から1960年代までの広範な時代にわたるドイツ経済学・経済思想の多様な発展を詳細にたどった数少ない通史の全訳である。現代経済学やマルクス経済学、さらにはドイツ文化・社会思想の諸潮流をも視野に入れて、その全体像を描き出し、新しい見取り図を提示した。
目次
第1章 黎明期
第2章 古典派政治経済学と現代的経済分析の最初の試み
第3章 経済学におけるロマン主義とナショナリズム
第4章 歴史主義の運動
第5章 新歴史学派
第6章 最新歴史学派
第7章 国家社会主義とキリスト教社会主義
第8章 集産主義運動とアナキズム
第9章 限界効用学派
第10章 社会的観念論の復興
第11章 オルド自由主義
第12章 戦後の諸傾向―理論と政策